『マイノリティデザイン』に、いま出会う
課題図書リストに加わった、澤田智洋さんの『マイノリティデザイン』。
共感と好きしかない言葉たちと思考であふれていて、医療福祉の分野に、言葉の世界に、医療福祉ライターとして10年強関わってきて、なぜこの人を見逃していたのか、その摩訶不思議さにむしろびっくりしながら、読み進める。
いかに医療や介護の狭いある一定分野の仕事に関連する文献や論文ばっかり読んでいて、視野が狭くなっていたかを思い知る。すぐお隣の障害のことどころか、そもそも医療福祉の世界だっていろんなことがびっくりするほど抜け落ちている。勉強が足りねぇよ。
どの瞬間に出会っていたとしても、きっといちいちいちいち「この世界観!!!」「この言葉!!」とこころの中で叫びながら読んだだろう『マイノリティデザイン』。でもやっぱり、いま出会う必要があったんだろうという気がする。
脳性麻痺の友人である山下智子の本をなぜ出そうとしているのか、その意味もしっかり再認識。
なぜ、このnoteでともっちさんこと山下智子や脳性麻痺のことを綴っているかは、下記のnoteに。
https://note.com/medicaproject/n/na04d0ef0fae0
それにしても、ライツ社の本、良書揃い。