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健康を守る座り方:椅子と床の基本姿勢の重要性

1.床に座るときの基本姿勢

⑴正座

 膝の位置: 両膝を揃えて床に接し、足の甲を床に付けます。膝と膝の間はほとんど隙間がないようにすることが重要です。膝が開きすぎると、背筋が丸くなりやすく、正しい姿勢を保ちにくくなります。
 背筋: 背筋をまっすぐに保ち、肩をリラックスさせます。胸を張るようにして、自然なカーブを描くことが大切です。背骨がまっすぐであることを意識し、腰が前に突き出ないように気を付けましょう。
 手の位置: 手は膝の上に軽く置き、手のひらを下に向けます。手の位置を変えることで、緊張を和らげることができます。また、手を膝の外側に置くことで、さらにリラックスした姿勢を保つことができます。

⑵あぐら

 脚の位置: 両脚を交差させ、膝を外側に広げます。足の裏を内側に向け、かかとを体の近くに置くことが重要です。脚がきつく交差しすぎると、股関節に負担がかかりやすくなります。
 骨盤の位置: 骨盤を前に傾けることで、背骨が自然なカーブを描くようにします。この姿勢を保つために、タオルやクッションをお尻の下に敷くと良いです。これにより、骨盤が前傾しやすくなり、背筋がまっすぐに保たれます。
 手の位置: 手は膝の上に軽く置くか、膝の間に置きます。手の位置を変えることで、肩や腕の緊張を和らげることができます。例えば、手を膝の外側に置くと、肩がリラックスしやすくなります。

⑶横座り

 脚の位置: 片脚を体の前に曲げ、もう片方の脚を後ろに伸ばします。体をやや横に傾けるが、できるだけ背筋をまっすぐに保つことが重要です。両脚が自然にリラックスできる位置に配置されているか確認しましょう。
 体のバランス: 体のバランスが偏らないように、左右交互に座ることが重要です。これにより、腰や股関節の負担が軽減されます。また、定期的に姿勢を変えることで、体全体のバランスが保たれます。
 手の位置: 手は自然に体の横に置き、支えとして使います。手の位置を変えることで、体のバランスを保ちやすくなります。例えば、手を体の前に置くと、前後のバランスが取りやすくなります。

2.椅子に座るときの基本姿勢

⑴正しい姿勢

 背筋: 背筋をまっすぐに保ち、腰を背もたれに軽くもたれかけます。背もたれが腰をしっかりサポートするように調整することが重要です。背骨が自然なカーブを描くように、腰の位置を調整しましょう。
 足の位置: 両足を地面にしっかりとつけ、膝が直角になるように調整します。足の位置が正しいと、体全体のバランスが保たれます。足が浮かないように、椅子の高さを調整することが大切です。
 手の位置: 手は机の上に置き、肘が直角になるように調整します。手の位置を変えることで、肩や腕の緊張を和らげることができます。また、手を机の端に置くことで、さらにリラックスした姿勢を保つことができます。

⑵前傾姿勢

 体の前傾: 体を前に傾け、机に向かって作業する姿勢です。腰を前に傾け、首と肩をリラックスさせることが重要です。背骨がまっすぐであることを意識し、腰が前に突き出ないように気を付けましょう。
 目の位置: 目の高さがモニターや作業場所と平行になるように調整します。目の位置が合っていると、首や肩の負担が軽減されます。また、目の疲れを防ぐために、定期的に遠くを見ることが大切です。
 手の位置: 手は机の上に置き、作業しやすい位置に調整します。手の位置を変えることで、肩や腕の緊張を和らげることができます。例えば、手を机の端に置くと、さらにリラックスした姿勢を保つことができます。

⑶リクライニング姿勢

 背もたれの角度: 背もたれを後ろに倒し、リラックスする姿勢です。背もたれの角度が適切だと、腰や背中の負担が軽減されます。リクライニングチェアを使用することで、さらに快適な姿勢を保つことができます。
 足の位置: 足を少し前に伸ばし、体全体をリラックスさせます。足の位置が正しいと、足や膝の負担が軽減されます。足が浮かないように、オットマンを使用することが大切です。
 手の位置: 手は自然に体の横に置き、リラックスします。手の位置を変えることで、肩や腕の緊張を和らげることができます。例えば、手を膝の上に置くと、さらにリラックスした姿勢を保つことができます。



3.おしらせ

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