コンテンツ初心者が、初めに手掛けるべきコンテンツとは
一般向けの易しいコンテンツは、レッドオーシャン
クリエイター初心者がコンテンツ作成をするとき、分かりやすくて一般向けのコンテンツを狙いがちなんですよね。YouTubeとかでよく見かける人気コンテンツって、有名なYouTuberさんやお笑い芸人さんのネタ動画とかですよね。数百万再生されることも珍しくないんです。
X(旧Twitter)でも、猫や犬の動画がすごくリポストされるんですよね。つまり、バラエティみたいな「一般向け」のネタを「易しく」表現したり解説したりするコンテンツって、みんなにウケるわけです。
なので、コンテンツ作りを始めたばかりの人って、この「一般向け」で「易しい」コンテンツ(左下)に手を出しがちになるんです。しかし、このエリアは、みんなに受けるから供給過剰になっちゃってるんですよ。しかも、誰でも作れるから、参入障壁も低いんです。
一回バズったとしても、競争が激しいから長期的にアクセスを維持するのは難しいんですよね。結局、この「一般向け」で「易しい」コンテンツって、長期的な戦略で見るとけっこう不利になっちゃうんです。
コンテンツ初心者が狙うポイントはどこか
コンテンツ初心者の人は、競争が比較的少ない「専門的」か「難解」な領域を選ぶのがいいんですよね。そして、それを「一般向け」で「易しい」コンテンツに変えていくんです。そうすると、アクセスも集まるし、競争力も高くなります。
例えば、「専門的」だけど比較的「易しい」コンテンツって何があるかというと、裏社会や犯罪の解説なんかが考えられるんです(4マスの左上)。
YouTubeにもこういう動画があるんですけど、内容自体は誰でも理解できるんすよね。でも、裏社会の人にインタビューしたりするから、作る側には特別なつながりや専門的な知識が必要なんです。
もしくはガーデニングや手芸なども、専門的だけど易しいコンテンツだと考えられます。
これらをかみ砕いて分かり易く表現すれば、「一般向け」で「易しい」コンテンツになります。
それから、「一般向き」だけど「難解」なコンテンツもあるんです。不動産購入とか賃貸契約なんかがそうですね。誰もが経験するけど、中身が専門的で難しいんですよ(4マスの右下)。
これらの専門知識がある人が分かりやすく説明すると、「一般向け」で「易しい」コンテンツになるんです。
最後に、「専門的」で「難解」なコンテンツがあります。経済やビジネス、金融、歴史なんかがそうですね(4マスの右上)。これらを一般の人にも分かるように説明できれば、「一般向け」で「易しい」コンテンツになるんです。
つまり、専門的で難しいジャンルを選んで、それを「一般向け」で「易しい」コンテンツに変えていく方が、長い目で見ると競争で有利になります。
もちろん、「専門的」で「難解」なコンテンツを作るのが一番難しいんですけど、これができると他の人がまねできない強みになるんです。
元日経記者の後藤さんは、こういうコンテンツを作り、noteの有料会員が3万人以上いるといいます。他の人があまり真似しないのは、今説明したように、参入障壁が高いからなんです。
結論:コンテンツ初心者は何をすれば良いか
結論として、コンテンツ初心者の人がまずやるべきことって、コンテンツを作ることではなく、「専門性」を身につけることになります。
例えば、元日経記者の後藤さんが、「専門的」で「難解」な情報を扱いながら、「一般向け」で「易しい」コンテンツに変えられるのは、記者としての経験があるからなんですよね。
だから、長い目で見たコンテンツ戦略としては、まずは何か専門的なことを身につけることをおすすめします。
ただ、専門性を身につけるには何年もかかっちゃうんですよね。
そういう場合は、裏社会のような「難解」な内容を勉強しながら「易しい」コンテンツを提供するか、不動産のような「専門的」な知識を身につけながら「易しい」コンテンツを作るのもいいかもしれません。
結局のところ、長期的な戦略を考えると、自分に何か専門性を身につけるために勉強したり、人脈を作ったりすることが必要になってくるんですよね。