MBAの授業とそこで紹介する参考図書:どちらが学びを深めるのか?
私が受けたMBAの授業はスライドをプリントアウトもしくは投影してそれの解説を聞くことが多かったんですが、講師の方々は丁寧に引用先を書いているので、それらを次の授業までにシラミ潰しに買うまたは図書館で借りて読みまくりました。(MBAの授業って同じ授業は週に1回しかないので、それまでに読めばいいのです)
そこで考えました、MBAの授業と参考図書のどちらが学びを深めるか??
という問いが私の頭の中に湧いて来ました。
結論からお伝えすると、一概にどちらか一方と断言することはできません。
それぞれに異なるメリットがあり、効果的な学習のためには両方を組み合わせることが重要だったからです。今日はその解説を行います。
MBAの授業のメリット
体系的な学習:
各分野の基礎から応用まで、体系的に学ぶことができます。
教授の解説や他の学生との議論を通じて、より深い理解が得られます。
実践的なケーススタディ:
企業の実際の事例を題材に、理論をどのように実践に活かすのかを学びます。
ネットワーク構築:
同期生との交流を通じて、幅広い業界の人脈を築くことができます。
最新の情報:
教授は最新の研究成果や業界動向を授業に反映してくれるため、常に最新の知識を習得できます。
参考図書のメリット
深い知識の習得:
特定の分野を深く掘り下げたい場合、教科書や専門書を読むことで、より詳細な知識を得ることができます。
自分のペースで学習:
授業の進度にとらわれず、自分の興味のある分野やペースで学習を進めることができます。
多様な視点:
複数の著者による書籍を読むことで、多様な視点に触れることができ、より客観的な理解が深まります。
両者を組み合わせるメリット
相乗効果:
授業で学んだことを、参考図書でさらに深掘りすることで、より深い理解が得られます。
参考図書で得た知識を、授業で他の学生と議論することで、新たな視点を得ることができます。
効率的な学習:
授業で概要を把握し、参考図書で詳細を学ぶことで、効率的に学習を進めることができます。
どのような本を読むべきか?
参考図書を選ぶ際には、以下の点に注意し選択すると良いと思います。
授業内容との関連性:
授業で扱っている内容を補完するような書籍を選ぶことが重要です。(私の場合は講師が引用したもの全てを読みましたが。。。笑。)
難易度:
初心者向けの入門書から、専門家向けの高度な書籍まで、幅広いレベルの書籍がありますので、その時の自分のレベルに合わせて選ぶようにしましょう。
年代物の本は読み難くて大変でした。
著者:
その分野の専門家や、実務経験豊富な著者の書籍を選ぶと、より信頼性の高い情報を得ることができます。
まとめ
MBAの学習において、授業と参考図書はどちらも重要な役割を果たします。両方を効果的に活用することで、より深い知識と実践的なスキルを習得することができます。
参考図書の選び方や、より効果的な学習方法について、さらに詳しく知りたい場合の紹介もありますが、話が長くなりますので、また次回投稿させていただきます。笑。