少子高齢化が社会問題として認識されるようになってずいぶん経った気がします。それに加えて人口減少、人口移動が進んできたことによってより深刻さが増したように感じます。 田舎に住んでいると最近小さい子供を見かけることがずいぶん減った気がしています。地元の小学校の児童数を調べたら10年で3割減っていますし、今の1年生と6年生の人数を比べると3割以上減っているようです。5年の違いでこれだけ違うところをみると少子化はさらに加速しているといえます。 その子供たちも大半の子が進学で都会へ
台風7号が接近中ですね。 ちょうどお盆休み中に上陸しそうな気配なので、落ち着いて休んでいられそうにありません。 工務店をしていると、いつも台風が発生する度に、「こちらに来ませんように。」と祈る気持ちで台風情報をチェックするのは工務店あるあるではないでしょうか。 台風が近づいてくると、工事中の現場では外部足場の倒壊や仮設トイレの転倒、資材の飛散といった事故がないように、各現場の担当者は事前の対応に忙しくなります。 台風が通過すると、今度は建物の被害にあった方から電話が入るの
地震大国の日本ではたびたび大地震が発生し、人身や建物、インフラに大きな被害をもたらしていることはご存じのとおりです。 その度に建築の耐震基準も見直されて、徐々に強化されてきました。 木造住宅の耐震基準の変遷 1950年(昭和25年) 建築基準法制定 壁量規定制定 1959年(昭和34年) 壁量規定の強化 1971年(昭和46年) コンクリート基礎義務付け 1981年(昭和56年) 壁量規定の強化 → 新耐震基準 2000年(平成12年) 壁量バランス規定や柱接合金物設置義
これから家を建てようとする人にとって、人生で初めて経験することというのは、やっているうちにたくさん出てきます。 その一つに「地鎮祭」も当てはまると思います。今回は工務店から見た地鎮祭についてお話しします。 地鎮祭とは 地鎮祭は建築工事の着工前にその土地の神様に工事をすることのお許しを得て、工事中の安全を祈願する神事とされています。 更地の状態で敷地の四隅に竹を立て、竹に縄を縛ることで敷地を囲ってその中央に祭壇を用意します。 祭壇にはお供え物を並べて神主さんにお祓いをしても
田舎で工務店を経営している3代目社長の平田です。 工務店というと木造住宅を建てる地元の建築屋さんというイメージが強いと思いますが、実際どんな仕事をしているのでしょうか。弊社の取り組みも含めて紹介します。 工務店とは もともとは地域の建築に携わる職人さんが住宅などの建築をしているうちに徐々に大きくなって会社組織になったものをいうようです。 大工さんがもとになっている会社が多いと思いますが、そういった会社は、木や技術に対するこだわりが強めです。 現在の工務店は職人さんや設計