【読書】サトウマイ(著)『レジの行列が早く進むのは、どっち』 お酒を止めるメリット
正しい節約の仕方
大きい金額の買い物をするときほど、金銭感覚が麻痺してしまいます。
これ、ものすごくよくわかります。
1パック200円ほどのタマゴを買うとき、広告を見て10円でも安い店を探して買いにいきます。
広告で出ている値段で、タマゴを買えると満足してしまいます。
そして、その店で売っている100グラム当たり500円以上もするお肉を、美味しそうだと言って平気で買ってしまったりします。
本来は、お肉の値段こそ節約すべきなのです。
節約の鉄則は、大きい買い物から節約をすることです。
お酒を止めるメリット
毎日、昼食を700円の定食にしようか、400円の牛丼にしようか迷っているのに、居酒屋では平気で、とりあえず500円の生ビールと、490円の唐揚げと780円のマグロのお刺身を注文します。
更に、アルコールが入って気分が良くなると、「森薫る、白州ハイボール」というのをメニューで見つけて、注文します。
グラスで980円もするのです。
そして、店を出るときは4000円くらい払って出ます。
しかも調子に乗って、「もう1件行こう!」とかなって、帰る頃には泥酔してしまっているのです。
電車に乗ったのはいいのですが、眠ってしまって、気がつけば終点です。
戻る電車は既になくて、タクシーで帰ることになります。
一晩で2万円くらい使ったことになるのです。
残ったのは、お酒に関する武勇伝が一つ増えるだけです。
統計学とは関係のない話になりましたが、小さな節約でエネルギーを使うよりも、お酒を飲むのを止める方が、よっぽど節約になります。