今年読んだ本を振り返る(本を買うのは投資です。)
昨年から購入した本は全て、メモアプリ「Notion」に記録をしています。
購入日と読了日、そして自分なりの評価を、5段階表示で星マークをつけています。
購入日の欄には日にちが入っているのに、読了日の欄に日にちが入っていない本が沢山あります。
いわゆる積読本です。
最近、古本屋さんに行くようになってから、積読本が一気に増えました。
読みたい本が、いつでも部屋に沢山あるということは、とても幸せなことです。
今年読んで、特に面白かった本
年末ということもあり、Notionを見返して、今年読了した本の中から、自分の評価が星5つの本を、ご紹介したいと思います。
ヨハンナ・シュピリ(著)『アルプスの少女ハイジ』
小学生の頃、アニメで見た『アルプスの少女ハイジ』はとても印象に残っています。
この歳になって、初めて原作を読みました。
読んでみると、日本のアニメよりもかなり宗教っぽい部分が多く出てきます。
また、おじいさん(オンジ)は、元傭兵だったとも書かれており、スイスという国の歴史を感じさせられる物語になっています。
喜多川 泰(著)『運転者』
今年4月頃は、喜多川泰さんの作品にハマっていました。
『手紙屋』『上京物語』『賢者の書』も面白かったのですが、私はこの『運転者』が一番好きな物語でした。
原田 マハ(著)『楽園のカンヴァス』
原田マハさんの作品は、以前に『本日は、お日柄もよく』という物語を読んだことがあります。
その頃は、絵画には全く興味がなかったので、『楽園のカンヴァス』を読むことはありませんでした。
それが、今年になって突然、美術館なんかにいき始めたものだから、早速この本を買って読みました。
これが面白すぎて、『異邦人』『モネのあしあと』『ジヴェルニーの食卓』と、続けて読ませていただきました。
塩野 七生(著)『コンスタンティノープルの陥落』
西洋史の物語を読むのは、この本が初めてです。
コンスタティノープルの話なので、西洋史と言っていいのかは微妙なところではあります。
西洋史に興味を持ったきっかけは、オスマン帝国のドラマ『オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜』を見てからです。
オスマン帝国と対峙するのは、キリスト教徒である、西欧でした。
その西欧に牙を剥く、イスラム教のオスマン帝国は、最強の帝国でした。
近藤 康太郎(著)『三行で撃つ』
この本、読み終わったら付箋だらけになってしまいました。
ほとんどのページに付箋が貼られているため、どこが一番大事なページなのかわからなくなりました。
とにかく、全てのページに大事なことが書かれているのです。
この本を読むと、文章を書くことが楽しくなります。
本を買うのは投資である
積読本が沢山あるにもかかわらず、昨日も本を一冊、Amazonで注文をしてしまいました。
読みたい本があった時は、その時に買っておかないと、一生読まないで終わる可能性が非常に高くなります。
買っておけば、いつか読みます。(読む筈です。)
読んだ本も、これから読む本も、私にとっては財産なのです。
本を買うということは、私にとっては投資なのです。