ぞんべい

こんにちは。自己紹介文を見てくださり、ありがとうございます! ここでは、大学や高専などで学ぶ機械系の学問を中心に理論や演習問題について説明していこうと思っています。 解説等で分かりにくいところなどがありましたら、お気軽にメッセージして頂けたら幸いです。

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機械設計技術者試験3級の勉強法!

機械設計技術者試験とは? 機械設計技術者試験は、安全で効率のよい機械を経済的に設計する機械設計技術者の総合能力を認定し、機械設計技術者の技術力向上と社会的評価の適正な確立を図り、我が国機械産業の振興に寄与することを目的としています。中でも3級は新人向けとされており、受験資格が特にありませんので学生でも受験可能です!設計の勉強をしたいと考えている方には特におすすめの試験になっています。 参考:試験の必要性と目的 試験概要と受験資格 試験は1級、2級、3級の3つに分かれて

    • 材料力学第6回:トラス構造って何?

       更新が遅くなってしまい、申し訳ございません。今回から数回にわたってトラス構造について学んでいきましょう!まず今回はトラス構造とは何かということに関して説明します。  では、まず前回までの材料力学の知識を用いて机を作ってみたとしましょう!おそらくこんな感じですかね??  一つの板に対して4本の支柱。確かに、この机は上からの力に対しては安定してそうですね。理由としては、上からの荷重に対して4本の支柱の反力が発生し、これらの力が釣り合うからですね(下図)!  でも、よく考え

      • 材料力学第5回:材料の引張に関して~不静定問題~演習問題2

         前回に引き続き不静定問題に関して問題を解いていきましょう!今回は前回ほど難しくはないので、安心してください!なので、解答を見る前に一度自分で解いてみるのをお勧めします!それでは問題です。  step1 力のつり合い  毎度おなじみですね!力のつり合い式を立てましょう!  step2 伸びの関係式 前回に引き続き伸び量の関係式です。部材は剛体棒により圧縮をかけられており、かつ左右対称なので剛体棒はこの状態のまま各部材がΔℓだけ縮みます。つまり、各部材の縮み量は等しいことが

        • 材料力学第4回:材料の引張に関して~不静定問題~演習問題1

           今回も前回(前回の記事はコチラ)に引き続き公務員試験や機械設計技術者試験でよくみられる問題ですね。そして、材料力学のことを嫌いになるきっかけになる問題としても有名です。もし解説がわかりにくい部分があれば、コメントで気軽におっしゃってください!確認でき次第、修正しますので!  では、今回の問題はコチラ! step1 力のつり合い まずは、力のつり合いですね!  あれ?解けない...そうなんです。このままでは式が一つ足りないんですよね。このように力のつり合いだけでは反力を

          材料力学第3回 鋼の伸びを求めよう!演習問題2

           前回は材料力学で最も基本的な問題に挑戦しましたね!(前回の記事はコチラ)今回の問題は国家公務員試験などでもよく出題される形式の問題をやっていきます!そういえば、今年の国家公務員は昨今のコロナウイルスの影響で試験が延期になっているだとか...。とても大変な時期ではありますが、就活生の皆さん、めげずに勉強頑張ってください!  それでは問題です!  どうでしょう?いきなり難 しくなったと感じますよね?面積の大きい部分にかかる荷重は50kN?それとも半分の25kN?わかんないで

          材料力学第3回 鋼の伸びを求めよう!演習問題2

          材料力学第二回 鋼の伸びを求めよう!演習問題1

           前回(前回の記事はこちら)は材料の引張時に生じる伸びの量を求めました。今回はそれを使った演習問題です!では、早速以下のような問題を考えてみましょう!私自身定期試験でこのような問題を解いた記憶があります。最も基本的な問題ですね!  前回の記事を見てくださった方は、わかると思います。そう、Δℓ=Pℓ/AEを用いる。それだけです!じゃあ解いていきましょう!  単位(特にメートル:m)は統一してくださいね!材料力学ではmmなどの小さい値からGPaなど大きい値まで幅広く出題される

          材料力学第二回 鋼の伸びを求めよう!演習問題1

          材料力学第一回 鋼の伸びを求めよう!

           材料力学を現在学んでいる方やこれから学ぶ方に向けの講座を行っていきたいと考えています!本講座は、理論を深堀していくというよりは、公務員試験や大学院試験等で非常に出やすい問題をピックアップして解説を行っていこうと思います(必要最低限の理論は解説します!)。理由は、専門書には理論に関しては結構細かく記載されているのに、問題の解答が大雑把で理解しにくいものが多いと感じたからです。 前置きにはこれくらいにして、さっそく今回やるテーマは、、、 ”材料の伸びを求めてみよう!”です。

          材料力学第一回 鋼の伸びを求めよう!