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こだわりは時に苦しいもの
先月末に退職した従業員。私の友人です。
そして、今月末で退職する総務の小悪魔女子。彼女も私の友人です。
この2人の友人は、性格が全く違います。
ですから、私がこの職場にやって来るまで、彼女らの間に交流はありませんでした。
小悪魔さんは、欲しい物はできるだけ手に入れようとします。欲望に忠実な、肉食系女子です(笑)。我慢なんて、ダ~イ嫌い。
オシヤレが大好きで、天性の色気を放つ、超モテモテ女子です。
私との友人関係は、彼女からの猛烈なアタックで始まりました。
「私、あなたのこと大好きだから、友達になりなさいよ!」 的な勢いでした(笑)。
今でも、「好き、好き❤️」 アピールをされて、やや、戸惑いを隠せない私。
一方、もう1人の友人。こちら、以前働いていた職場で同僚だったことから、関係がスタートしました。
性格は大人しく、遠慮がちな人生を歩んでいます。ほとんど自己主張はしません。
モノ言わぬこの友人を小悪魔さんは、「ずるい」 と見ています。
(別に、そういう訳じゃないんだけど…)
大人しい方の友人は、私に対しては、本音を漏らします。
「あの総務の子さー、図々しくない?」
「きっと育ちが悪くて、頭悪いに違いない!」
ところが…。
小悪魔さんは、本当は大変繊細で、仕事も良くでき、しかも、お嬢様育ち。
自己主張をするも、他人に迷惑はかけていません。
お互い、生き方が違うことからか、何だか変な風に相手を見ています。
特に、大人しい方の友人は、普段我慢している分だけ、他人を許せない傾向にあります。
口癖は、「何、あの人?」 です。
(そんなに、力まなくても…)
小悪魔さんの方が自由に生きているだけあって、他人に対しても寛容です。
変わった人物を面白がる位の勢いです。
ちなみに、私。あまり、こだわりはありません(笑)。
自分だって大したことないのに…。
有害人物でない限り、「許せるとか、許せないとか」 そんなことは、どうだって良いのでした(笑)。