職業が連想させる人柄
遠くで見ていると分からない事も、実際に、自分がその道に足を踏み入れてみると、分かってくることがあります。
その仕事に就いていると、人間性までが良く見えてくる職業があります。
全くの、先入観です(笑)。
私の職業も一応、品位を保持する義務があるとされています。
ところが・・・。
私が今までに逃げ出してきた数カ所の職場。最悪でした。
パワハラをしたり、違法行為を強要してくるボスたち。
その様な所ばかりで長く働いていると、やがて感覚が鈍磨。
「こんな所で働いていると、犯罪者になりそうだから辞めるわ!」みたいな感じで、退職を決意する私。
なんと、そんな私に説教をしてくる先輩従業員がいるのです。
「こんな事ぐらいできないで、どうするの?」
「この業界では、当然なの!みんな、やっている事なの!」
組織の集団的圧力がかかります。
ちなみに、皆がそのような事をしている訳ではありませんが・・・。
「みんな」という言葉を殺し文句に使ってくる先輩従業員。
踏んだり蹴ったりの体験を、私とは別の職業の友人に話してみると、
「え~、ウソでしょ~!」と大概の人が驚きます。
「その職業の人が、そんな事をしているなんて・・・」
その人の職業と人格の間に絶対的な関連性があると考えることは、大変危険なのですが・・・。
この点について気が付いている人は、意外と少ないのでは?
人間性の判断基準として、安易に職業が使われることは、どうかと思うのです。
結局、経験を積み、五感を磨き続けることが近道なのかも知れません。
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