心に余裕を
私が様々な職場で出会ってきた、素敵な先輩方。
いい意味で人間に興味があり、気持ちに余裕があって、優しいのです。
現在、私が働いている職場で出会った隣の席の先輩。
私が仕事で煮詰まっていると、「花甘露さん、お茶でもしませんか?」と声を掛けてくれます。
私とは全く異なる分野の仕事をしているにも関わらず、私に「休憩が必要なのでは?」と気遣ってくれます。
中国語を武器に仕事をしている彼女。珍しい中国茶をご馳走してくれます。
お互い、ちょっとしたおしゃべりを楽しんだ後、再び仕事に戻ります。
最近気が付いたのですが、一日中仕事一辺倒でいるよりも、少し休憩を挟んで、楽しい時間を作った方が、仕事の効率が上がるのです。
そんな私たちを、厳しい目で見てくる人もいることは重々承知しています。
「仕事は、厳しいものなんだ!何を楽しそうにしているんだ!」
まるで、人間を機械のように働かせたい人達。
彼等の表情を窺ってみると、とても殺意に満ちた目つきをしているのです(笑)。お~、怖い、怖い・・・。
あまり、人から愛されている様子はありません。
この先輩が来てくれるまで、私は一日中無表情で、ほとんど言葉を発することなく、ロボットの様にして働いていたのです。今の職場では、多くの人がその様にして働いているからでした。
誰も、お互いを気に掛けたりしません。
徹底的な、無機質感に恐怖すら覚えます。メンタル不調に陥る人も・・・。
近いうちに、私もこの職場を去ろうと考えています・・・。
人間には、一見無駄と思えるような事も必要なのです。
何時いかなる時も、心には余裕を持ちたいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?