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【ESFPの生きづらさ】エンターテイナータイプの孤独と"生きづらい"を解消するには?

ネットでは「天性のエンターテイナーで、社交性にあふれたムードメーカー」と言われることも多い、“盛り上げ役”のESFPさん。

人を楽しませる才能と優れた共感力、そして柔軟な対応力…自由でクリエイティブな環境では、ESFPさんはその魅力を存分に発揮します。

明るく楽観的な姿勢から「場の雰囲気を一変させる達人」と称されることも多いESFPさんですが、一方で、過度な規律や批判的な環境の中でストレスを感じやすい面もあります。

海外でもESFPさんが感じる窮屈さや、刺激が多い現代社会での適応について、多くの議論がなされていますね。

このESFPさんの生きづらさは、どこからくるのでしょう?そして、どうすればストレスを軽減し、持ち前の魅力を発揮しやすくなるのでしょう?

今回は「ESFPさんの生きづらさ」をテーマに、記事をお届けします。

✔︎ 自分がESFPで、「自由に楽しく生きたいけれど、どこかに感じる生きづらさをなんとかしたい」と思っている方
✔︎ 周りにいるESFPさんを、もっと理解したいと思っている方
✔︎ 自分がESFPで、自己理解を深めたい方

のために、脳科学的・心理学的な知識を活かして執筆しました。

現代社会は人と人とのつながりが広がり、自己表現の場が増えていますが、ESFPさんにとっては自分の価値観が軽視されるような環境や、批判的な反応にストレスを感じることがあるでしょう。

SNSやデジタルなコミュニケーションが発達する一方で、ESFPさんにとっては直接的な交流の機会が減り、本来のエネルギーを活かしきれないと感じることもあるかもしれません。

今回はそんな"生きづらさ"に答えを出すべく、以下の大ボリュームの内容で記事をお届けします。


筆者”いざよい”について

さて、今回そんなnoteを、私いざよいがお届けいたします。

<自己紹介>
東京大学で脳科学と経営学を学び、その後複数のIT会社を経営。事業を継承した後、「みんながもっと自分を知り、それぞれの幸せを実感して欲しい」との思いから、現在は脳科学・心理学を研究。起業家・経営者・転職希望者へのコーチングをしています。

MBTI認定トレーナー(公式)の資格試験に合格し、現在は16タイプやユング心理学について研究。今まで7000人以上の心理分析を実施し、今は毎日5名の方の16タイプを見ています。

今までのいろいろなnoteやツイートの内容、読んできた海外論文はもちろん、今まで出会ってきたESFPの方との経験も交えた自信作となります。
ぜひ最後までご覧になって、実生活に役立ててください!

生きづらさと16タイプの関係とは?

そもそも、16タイプと生きづらさの関係はどうなっているんでしょうか?本当に関係あるんでしょうか?

結論、「本当の16タイプは生きづらさに影響する」と断言してもいいでしょう。

まず覚えていただきたいのは、16タイプにも様々あるということ。ソシオにクスや16personalitiesでは、性格タイプが変わることもあります。
しかし、本当の16タイプ・Brain16では、性格タイプは生まれてからずっと変わりません。

先天的に決まっているのが本当の16タイプなんです。
最初から決まってしまっているからこそ、そのタイプが社会の多数派ではなかったり、コミュニケーションに不利になることがあり得ます。
今まで7000人以上の心理分析をさせていただき、またいろんな心理学者の方とも話をして私が確信ていることがあります。

それは、
「現代社会の"オトナ"に求められることが、生きづらさの根源になっている」ということ。

・期限までに〇〇をしなきゃいけない。
・空気を読まなければいけない
・しっかりと仕事しなければいけない
・愛想良くコミュニケーションしなければいけない
・周りに迷惑をかけていけない
… などなど

こうした「オトナに求められている期待」と現実のギャップから、ほとんどの生きづらさが生まれていると感じます。↑に書いたことに合わせることが得意なタイプもいれば、元は苦手なタイプがいると確信しています。

特に日本はSタイプが多く、「常識」や「周りに合わせること」のパワーが強いです。その分、生きづらさが出やすいとも言えるでしょう。

例えば日本の現代社会では、E、S、F、Jがオトナに求められますし、これが多数派だとされています。

それに合わなければ、

「なんか自分は馴染めない気がする」
「みんなと感覚が違う気がする」

と思ってしまうのは、至極当然なのです。
実際に、16タイプの違いが、Big5性格診断の”神経症傾向"と相関するとの報告があります。つまり、「16タイプによって鬱っぽさ、不安の程度が違うだろう」ということです。

そして言い換えれば、"あなたが「生きづらいな」と感じることこそ、あなたの個性の現れ"でもあるのです。

しかしもちろん、16タイプによって、必ず生きづらくなるなんてことはありません。16タイプは変わらなかったとしても、その資質とも言える"心理機能"は変えていくことができます。

そう、後天的な性格は、意識で変えることができるんですね。だから、あなたがどの性格タイプであっても、生きづらさをなくすことは必ず可能です。

16タイプはあなたの生活をよりよくするためのヒントをたくさん教えてくれます。16タイプを言い訳にするのではなく、16タイプをきっかけにして、あなた自身の人生を好転させていきましょう!

第1章 :ESFPの「生きづらい」はなぜ起きる?

それでは早速本題です。まずはESFPさんの生きづらさの正体を、16タイプや心理学的に紐解いていきましょう。

なぜESFPさんは生きづらいのでしょう?
また、どういう時に生きづらさが強まるのでしょう?
何が孤独や不安の真の原因なのでしょうか?

性格タイプや、生きづらさへの正しい理解といった"基礎"が、あなたの生活をよくしていくための"応用"に繋がっていきます。

早速まいりましょう。

(1)E・S・F・Jと逆の部分が生きづらい

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