私の人生、このままで本当によいのだろうか?ー「DEEP DRIVER」を読んで 01
昨日、1冊の本を手に入れた。
新刊・話題の本コーナーに並んでいたその本。表紙を見た瞬間、胸の奥から何かが込み上げてきた。
「この本で、救われる人が必ずいる」
そんな確信にも似た感覚だ。
いま、世界は怒涛のような変化の中、混沌に向かって猛スピードで突き進んでいる。人類が生み出したその渦の中で、私たちは溺れかけながらも必死に生存競争を繰り広げている。
大きな何かの一部として生きること、安心・安全という幻想。そんなものはもうすでに崩れ去ったのかもしれない。
「自分は何者で、どういう人生を生きたいのか?」
この問いは、今や世界中の人々に突きつけられている。
この問いに目を向けたくない人にとっては、この本は無意味かもしれない。
でも、「まさに今、この問いが自分の中にある」という人にとって、この本は迷いから抜け出すためのガイドになる。
この本には、答えは書かれていない。でも、自分の中に眠る答えと「つながる」方法を教えてくれる。
そして、その答えとつながることさえできれば、まるでお腹の中から長い弦がニョキニョキと生えてくるような感覚が訪れるかもしれない。
その弦が自分の命綱となり、渦から抜け出す力になるだろう。
古川氏と出会って8年。習慣化の学校のサポートを通して、私は、誰よりも彼のメソッドを何度も繰り返し体感してきた人間の一人だろう。何人もの人が、このメソッドによって自分の「ディープドライバー」に気づき、人生の可能性を少しずつ広げていくのを目の当たりにしてきた。
このメソッドは魔法ではない。催眠術でもない。地下水脈を掘り当てるような、コツコツとした「自己探求の方法」だ。
だからこそ、強い納得感と、しなやかながらも地に足がついたような感覚で、自分を信じられるようになる。
さあ、この本を手に、
「ディープドライバー(あなたを突き動かす動機の源泉)」
を掘り当てに行こう。