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どう分ければ、捨てられる?(エニアグラム別考察・タイプ3編-2)
片づけを成功させるための最大のポイントは、「いかにモノを減らすか」。
でも、いざ捨てようとすると、どれもこれも必要に思えて、判断できない。
そうお悩みの方に向けて、エニアグラムの「9つの性格タイプ」別に「こう分ければ、捨てられるかも?」という考察をしていきたいと思います。
少しでも判断基準を作るためのヒントになれば幸いです。
今回は、前回↓の続きです。
「達成し、周囲よりも抜きん出ること」に全身全霊を注いでしまうタイプ3は、競争に負けたり、目指していた成果が得られなかった時に落ち込み、自信をなくしてしまうことがあります。
目標に向かって我武者羅に走り続けて来た分、私生活を蔑ろにしてきたことにハタと気づいたその時こそ、「捨てる」タイミング。
慌てて次なる目標を設定する前に、1週間だけでも集中して、モノを通して人生を振り返る時間を取ってみましょう。
こう分ければ、捨てられるかも?(タイプ3への3つの「分け方」提案)
1、過去のものかどうか
2、今この瞬間、自分を癒して(ときめかせて)くれるものかどうか
3、それと繋がっている人は、自分を安心させてくれる人かどうか
1、過去のものかどうか
タイプ3は、過去たくさんのことを達成し、輝かしい成果を出してきたことと思います。
でも問題なのは、達成した時の爆発的な喜びが、その次の瞬間、消え去ってしまうこと。
あれだけ頑張って(自己犠牲を払って)達成したのに、ちっとも喜びを味わうことができないままでは、「達成中毒」になりかねません。
そうならないためにも、ぜひ、一つ一つ手に取って、それが「過去のもの」か、「未来に向けて現在進行中のもの」か、を分てみましょう。
捨てる対象は、もちろん「過去のもの」。
でも、目的は「捨てること」ではありません。
目的は、「過去のもの」から思い出される「自分の頑張り」を自分で労い、認めること。
その際、きっとこんな言葉をつぶやいてしまうと思います。
・ダメダメ、これくらいで満足してちゃ
・まだまだ、これから!
・もっと頑張らないと
頑張っても頑張っても、達成しても達成しても、満足感が得られないのは、そういう言葉を常に自分にかけ続けているからかもしれません。
それもまた、「習慣」です。
もちろん、そういう(尻叩き)習慣があるからこそ、常に目標を設定し、自分で自分を鼓舞して成果を上げてこられたのですから、ある意味「成功法則」の一つでしょう。
でも、心が疲弊している時に、それは逆効果です。
この1週間だけでも、「心を満たす」ことを目標にしてみてください。
先程の言葉は、どう変えたら良いでしょうか。
例えば・・・
・お見事!さすが!!
・すごい、こんなに成長したの?!
・よく頑張った、エライ!
そんなシンプルな褒め言葉でもいいと思います。
そして、言葉だけでなく、自分の頭を撫でたり、ハグしたり、肩を優しくさすってあげる。
もちろん、誰も見ていないところで。
きっと、ふわっとあたたかいものを胸のあたりに感じることができると思います。
穏やかで、安心。
この感覚は、達成の喜びのような鮮烈さはありませんが、おそらくずっと欲しくて求めていた感覚だと思います。
この感覚を味わうことが、「過去のもの」との別れの儀式となります。
気持ちよく手放し、卒業できるはずです。
大丈夫です、しっかり存在を認めたので、化けて出てきたりしませんよ^^
続く
▼明日、締め切り!
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モノと向き合い、一つ一つ片づけていくことは、同時に頭と心も片づけることになります。
今カオスな人だからこそ実感できる、この贅沢なスッキリ感をぜひ味わってください。
▼過去の参加者の体験談
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