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愛着障害の克服「愛着アプローチ」で、人は変われる/岡田尊司| マンガでわかる愛着障害/岡田尊司監修、松本耳子(絵)








積読本の中から岡田尊司さんの著書
「愛着障害の克服『愛着アプローチ』で人は変われる」
「マンガでわかる愛着障害」
こちらの2冊を読了📖´-
(2023,2,15 読了)







前に拝読した同著者の「パーソナリティ障害」と同様に読書会仲間さんのYouTubeで気になった1冊。
「パーソナリティ障害」の読書エッセイはこちら👇



読書会仲間さんのYouTubeはこちら👇




愛着とは、母親との関係によって、その基礎が作られる絆だが、それは他の人との関係に適用され、また修正されていく。愛着は対人関係の土台となるだけでなく、安心感の土台となって、その人を守っている。




”愛着障害”とは上記にある土台が何らかの原因によりできあがっていない状態です。
主に幼少期の環境が影響しています。
本書には愛着障害とはどういうものか、生きていく上でどんな影響を及ぼすのかなどが、実例を交えながら分かりやすく書かれていました。
そして、医学モデルだけで治すことの難しさを踏まえた上で”愛着アプローチ”という方法でこの障害と向き合い治療していくことの大切さが書かれています。
マンガと併読することで、わかりやすさはより増します。





なんでもかんでも”障害”と名付ければいいというものではないけれど、私の身近には確かにこの”愛着障害”でしんどい想いをしながら生きている人たちが多いです。
”愛着障害”という言葉は本書で知りましたが、幼少期にきちんと親の愛を受けることができない人たちが大人になって苦しんでいるなとは前々から感じていました。
その人たちにどのように寄り添えばいいのかが私にとって課題であるとも。



”愛着障害”になる原因は主に虐待だったり、ネグレクトだったりなのですが、一見平穏な親子関係のようでも上手く歯車が噛み合わずに愛着がきちんと形成されないこともあるのだなと本書を拝読して感じました。




正直難しいことは私にはあまり分からないけれど、本書には大切な人に寄り添うためのヒントが散りばめられていました。
まずは私の基盤をしっかり整えて相手が心から安心感を得れる”安全基地”になる必要があります。
それが相手のためでもあり、自分のため。


本人を信じて、本人の進んでいく後をついたいくように、一緒に進んでいけばいい




この言葉は頭に叩き込んでおきたいですし、少し心が和らぎました。
なんかね、どこかで頭ガチガチになっていた私がいます。
大切な人を守らなきゃって思えばこそだったのですが、そもそもそれがきっとだめ。
本人をもっと信頼して、見守ってあげれるくらいの心持ちでいないと。
いざというときに背中をそっと押してあげれるようにどっしり構えていないと。




まだまだきちんと”愛着障害”について理解できてはいないけど、ひとまず本書に出会えて良かったです。
岡田尊司さんの著書は今回で2冊目ですが、素人にも分かりやすく書いてあるので直接自分に関係ないとしても知識を増やすために拝読するのもありではないかと思います。
そして、私はもう1冊積読している著書があるので折を見てそちらも拝読していきます。
















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菜穂☽︎‪︎.*·̩͙‬
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