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悪漢(ワル)の流儀/許永中
お客様にお借りしている許永中さんの自伝「悪漢(ワル)の流儀」を拝読しました📖´-(2023,9,30 読了)
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私のことを知ってくださっている方がいらしたら、私らしからぬ本を読んでいると思われることでしょう。
こちらは先にも書きましたが、勤務先のお客様が貸してくださった1冊です。
ちなみに私はアンダーグラウンドな世界に長くいたこともあり、こういうアウトローな雰囲気の本を昔は結構拝読していたような気もします。
しかし、許永中という方は今回初めて知りました。
「戦後最大のフィクサー」「闇社会の帝王」などと呼ばれていたお方で、「イトマン事件」や「石橋産業事件」で世間を騒がせたとか。事件のことも今回初めて知りました。
アンダーグラウンドな世界にいたので、ある程度闇社会のようなものも目にしていたつもりですが、許永中さんの語る世界は私が知らないことばかり。これから知ることもないであろう世界。
まるで異世界ファンタジーのようです。
ここに書かれていることがどれだけ真実かは分からないけれど、許永中さんは本書を拝読する限りでは一本筋の通った方ではあるようです。
己の至らなさを自覚すること。そうすれば、おのずと、相手のことを受け入れることができる。
自分の生まれやこれまでの人生を否定することは、私自身を否定することになるということだ。
私なんかと比べものにならないくらいの波乱万丈な人生を送られてきた方だからこそ、言葉たちに重みを感じます。
たまには自分が選ばないであろう本を拝読してみるのも面白いですね。
今、気になっている選書サービスがあるのでそちらを試すか迷っています。
積読本をもう少し減らしてからの方がいいかな…🤔
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