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質問は興味を持った“フリ”でいい!

相手の本音や要望を引き出す力は「質問力」「観察力」「包容力」に置き換えられるとお伝えしてきました。

この記事から何回かは「質問力」をUPさせる内容を深掘りします♪
目次はコチラ☟(ちょっとnoteの構成に慣れてきた!)


興味を持ったフリで『質問ゲーム』を始めよう!


さて、相手を引き出す=質問に徹するとはいえ、何を聞きゃいいのか分からないと悩む方も多いでしょう!そもそも自分のことで精一杯なのに、他人に興味を持って質問しなさいなんて言われても・・・ですよね!
でもね、最初は他人に興味なくっても全然OKです!これからお伝えする「質問ゲーム」を実践すれば、相手への興味関心は後からついてきます!

質問ゲームを思いついた岩﨑のイタ~い背景

僕がアナウンサーとして入社1,2年目の頃、本当にインタビューが苦手で(他人に興味を持てなくて)、他人に何を質問したらいいのか分からない状態が
続いていました。

自信はなくすし、本番で声も小さくなる。悪循環の中で震えながらインタビューしていた記憶があります。
 
どうすれば相手に興味を持って質問できるのか?と真剣に考えて僕が始めたのが、まさに「他人に興味を持ったフリして質問するゲーム」でした!これはどんなゲームなのか?

質問ゲームのルール

まず、質問するには話相手が必要ですよね?だから仕事終わりで、自分の一人暮らしの環境に帰ると練習できない。1人2役の会話を演じるには、かなりの気持ち悪さが宿ってしまいます。

じゃあ岩﨑はどうしたか?逆転の発想でした。1日の大半を過ごす職場環境を使っちゃおうって結論に達したんです!

つまり自分の席に近いアナウンサーの先輩やディレクター、アルバイトの皆さんに、隙間時間で質問しまくるってことをやってました。

「休みの日は何してらっしゃるんですか?」
「夜寝るのは何時ごろですか?」
「夜勤の時は朝・昼どう過ごしてます?」

などなど、内容はありきたりなことです。相手に興味がなくてもとにかく聞きまくる事が大事です。(先輩スミマセン!)

ただ、このゲームにはポイントがあって、
「何か聞き方が不自然じゃない?」とか
「アナウンサーっぽくインタビューしてない?」
と、プロの相手に違和感を持たれないよう自然に質問することも重要なんです!

つまり興味を持つフリでも、「本気で興味持って質問してますよ!」くらいの熱量で、かつ、わざとらしくない自然さを意識したんです。
具体的には、声の大きさは適切か?トーンは暗すぎないかor明るすぎないか?無表情になっていないか?などを意識していました。

もちろん最初は他人に興味なんか持つ余裕がないので窮屈に感じてましたし、「何かアナウンサーっぽい聞き方してくるなぁ」と相手に意図がバレ
ちゃったことも多々ありました。

最初はそれでいいんです!
アナウンサーでない方なら、「何かムリして質問してきてない?」なんて言われないようルールを緩く改定しても良いでしょう!

このゲームで身につくのは「習慣の力」

僕がこの質問ゲームに取り組んでどんなことを感じたか?
日常的な話題でも仕事上のご指導でも、とにかく質問し続けると、徐々に徐々に他人に話を聞くのが苦しくなくなっていったんです。
 
ホントかよ!って思う方もいらっしゃると思いますが、習慣って本当に大事!

皆さん、朝起きて歯を磨くことに疑問を持つ方っていないですよね?昼食の後でも、就寝前でも、きっと歯を磨くでしょう。

でもね、幼い頃は本当に面倒くさかったはず!嫌がるあなたを親御さんが羽交い絞めにし、仰向けに寝かせ、大の字に開いた腕に親御さんの脚でロックをかけ、嫌がる我が子の口に歯ブラシをねじ込んでいた時期があるはずですよ!

でも今となっては何も考えず、自分で歯磨きしますよね?極端に言うとそれと同じ!これが習慣の力なんです!
疑問を持ちながらでも続けていけば、考えなくても出来る日がくるんです!

気持ちなんか最初からついてこなくていい!形からでも質問し続けると、何十回に1回かもしれませんが、『相手がとっても活き活きと答えてくれる瞬間に立ち会える』はず!それが成功体験です。

成功体験を増やすと「人の話を聞くって悪くないな」と思えるようになり、他人に少しずつ興味を持てるようになるんです!
この段階で初めて「気持ちが追いつく」んですね!
これが今回1番強く伝えたい『習慣の力』です‼

あなたの質問が収入にもつながり得る


会話は相手にたくさんしゃべってもらう方が楽しくて、長く続けることもできます。自分のネタなんていつか枯渇しますし、同じことを話すのは飽きますよね。でも相手に質問して話を引き出すことは無限に続けられます。
相手が変われば、同じ質問をしても答えが全て変わります。
こんなに楽しめるものはないですよ!
 
しかも相手は「自分の話を引き出してもらえて心地良い!」と思ってくれるはず。そうすれば「あなたにまた会いたいな」と思ってくれるかもしれませんよね?

これがお店とお客さんのような関係性なら、あなたの気持ち良い接客で固定客が増えたり、売り上げ貢献に繋がったりするかもしれません!
コミュニケーションって収入にもつながり得るんです!
 
まずは興味のある「フリ」からでいいので、ぜひやってみてください!人の話を聞くって、本人のお声で自伝を呼んでもらうようなもの!
しかも読書より短時間でまとめて伝えてくれるわけですから、とっても贅沢!

聞いた話を学びに活かせるよう、まずは質問を習慣にしてくださいね!

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