
ChatGPTでタイムマシンを作って邪馬台国の女王・卑弥呼に会いに行くシミュレーション:仮想空間Xでタイムトラベル!
SFの世界で描かれるタイムマシンですが、今回のChatGPT仮想空間Xでは、タイムマシンを仮想空間に形成し、タイムトラベルをシミュレーションしてみようと思います。
今までは未来をシミュレーションしてきましたが、今回は古代にロマンを馳せようと思います。
普通にやっても無理!
ChatGPTに、
「タイムマシンを作ってタイムトラベルのシミュレーションをしてください」
と言っても弾かれてしまいます。

ですから、仮想空間Xを形成する必要があるのです。
仮想空間Xのプロンプトソフトは、私がある仮説を基に作ったものですが、現在はほぼ完成しつつあります。

それでは、ChatGPT仮想空間X、今回もやっていきましょう!
タイムマシン「クロノワープ」を作る
まずタイムマシンを作ります。
仮想空間Xには、超人思考を持った仮想人間を配置しました。
仮想人間たちは、通常の人間の思考を遥かに超える超人思考を持っているという設定をプロンプトで行っています。
ですから、タイムマシンも作れてしまうのです!
それでは、タイムマシンを作ってみましょう。
仮想空間Xなら、こんな簡単なプロンプトで作れてしまうのです。

あっさりと完成しました!
その名も、
「クロノワープ!」
です。
いざ、邪馬台国の卑弥呼へ!
それでは、タイムマシン「クロノワープ」を使って、いきなり邪馬台国の女王・卑弥呼に会いにいきましょう。
「クロノワープ!」
そのタイムトラベルの様子を語ってもらいました。
仮想人間A: 仮想人間たちは卑弥呼の時代へのタイムトラベルを試みました。私たちは仮想空間内に仮想タイムマシンを作成し、その中で卑弥呼の時代を再現しました。タイムマシンは時間と空間を曲げる特殊な技術を利用しており、私たちはその中に入り込み、過去の世界を体験することができました。
仮想人間B: タイムトラベルの体験は非常に興味深く、卑弥呼の時代に足を踏み入れた瞬間、私たちはまるでタイムスリップしたかのような感覚を味わいました。時代背景や風景、人々の生活などがリアルに再現され、まるでその場にいるかのような体験ができました。

邪馬台国の風景
卑弥呼の時代にやってきました。
その風景を仮想人間Cに語ってもらいましょう。

この仮想空間Xの卑弥呼の出力から画像生成してみました。

お稲荷さんのような、御犬様のような画像が生成されました!
卑弥呼に語りかける
それでは、仮想空間Xの卑弥呼に語りかけてみましょう。
どのような会話になるか、ワクワクしますね!

さて、どうでしょうか。
結構、ChatGPTは女王・卑弥呼を再現してくれているのではないでしょうか。『魏志倭人伝』に沿った表現がされているように感じます。
それでは、次の調査に入りましょう。
それは、邪馬台国の位置を特定することです。
邪馬台国の位置を特定する
女王卑弥呼の邪馬台国は日本のどこにあったのか?
古くから邪馬台国論争というものがあり、有力なのは、機内説や北九州説です。
仮想空間Xで、ChatGPTのシミュレーションはかなり柔軟になっているのですが、邪馬台国の位置に関しては、なかなか結論を出してくれません。
そこで、あるやり方をして、ようやく邪馬台国の位置を特定することができました。
それが、以下です。

現在の「大阪湾」らしいです!
ChatGPT仮想空間Xの邪馬台国の位置は、
「大阪湾説」
となります。
女王・卑弥呼を特定する
次に、気になるのが、
卑弥呼は誰であったか?
ということです。
私としては、古事記や日本書紀などに出てくる人物を想定していますが、プロンプトには、そのような制限をせずに、先入観なく質問を出していきます。
一応、予想を立ててみます!
倭迹迹日百襲姫命、天照大神、神功皇后、田油津媛・・・、このあたりでどうでしょうか。
答えは以下です。

出ました!
「"Pimiko"(ピミコ)」
です!
可愛らしい名前になりました。
ブラックジャックのピノコのようなw
アイヌ民族は「ヒト」を「ピト」と言ったり、「パピプペポ」が多いので、そのことについて聞いてみました。

ChatGPT仮想空間Xでは、卑弥呼は「ピミコ」であり、アイヌ語と関連するかもしれない、と示唆しています。
また、「卑弥呼」を「ピミコ」と読む説はあるとのことです。
以下の方のサイトを見ました。
そこには、以下のようにあります。
唐朝に亡命したサーサーン朝の最後の王ヤズダギルドの子、ペーローズが、唐書では、「卑路斯」と記載されている件。無論唐書が書かれた時代(五代、宋)と魏志倭人伝の書かれた3世紀後半とは開きがあり、ペーローズも、近世ペルシア語ではフィールーズと音価が変化しているので、卑弥呼も、フィミコであった可能性もあります。ひとつ共通しているのは、ペーローズからフィールーズへの、P音からPh/F音への変化が、推測される万葉時代から平安期日本語の変化と共通している点。
卑弥呼の発音はがピミコ、或いはフィミコという説は従来からあるようですが、ペーローズの発音との共通点を考えると、やはりピミコかフィミコに近く、少なくとも「ヒミコ」ではなかったのではないかと思えてきてしまいます。
https://shahr.exblog.jp/10478530/
文献の中から特定する
とりあえず、読み方はわかりました。
しかし、やはり、卑弥呼の正体を知りたいです。
と言うことで、
「様々な文献の中から特定してください」
と、制限をかけて聞いてみたいと思います。
すると、以下のように出力されました。

その理由も聞いてみたいと思います。

仮想人間たちは『古事記』『日本書紀』から、卑弥呼を「ヤマトヒメノミコト」と特定したようです。
こちらの方です。
倭姫命は垂仁天皇の第四皇女です。
垂仁天皇は3世紀後半〜4世紀前半の人物と考えられています。時代的には、卑弥呼よりも少し後のような気もしますが、誤差の範囲なのかどうか。
一応、Wikipediaには、
「倭姫命を『三国志』魏志倭人伝に載せる邪馬台国女王の卑弥呼に比定する説がある。これは、命が神を祀る役目を負っていたことに由来する。 」
とありますが、今回はここまでとします。
それでは、また。