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健康寿命を伸ばすポイント「フレイル予防」とは?:運動習慣は健康習慣!

フレイル予防というフレーズを耳にしたことはありますか?

老後の健康寿命を考えると、メタボ以上にフレイルの予防が重要という考え方が最近の医学会では主流になっています。

フレイル予防のために筋トレを始めたい、というご高齢の方やご家族からのご相談も少しずつ増えてきました。

フレイルとは一体何なのか?どういったことをすれば予防できるのか?ポイントをまとめました。

フレイルとは何なのか?フレイルによって引き起こされる健康リスク

フレイルとは、「Frailty(虚弱)」という英語をもとに日本老年医学会が2014年に提唱した概念です。健康な人が要介護に至るまでの中間地点の状態を指しています。

フレイルの基準として、よく用いられているのがFriedが提唱したものです。全部で5項目あり、3項目以上該当するとフレイルであると見なされます。

1~2項目が当てはまる場合はフレイルの前段階であるプレフレイルと判断されます。

①体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
②疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
③歩行速度の低下
④握力の低下
⑤身体活動量の低下

フレイル状態になってしまうメカニズムは次のとおりです。

加齢などにより筋力や筋肉量が減少することで活動量とエネルギー消費量が低下する。
食欲が湧かなくなるので食事量が減り、タンパク質をはじめとした栄養不足になる。
低栄養の状態が続くと体重が減少し、筋力や筋肉量が減少。さらに悪化していく。

フレイルの状態になると、他の病気にもかかりやすくなったり、ストレスに弱くなったりするため、健康寿命が短くなり、当然死亡率も高くなります。

逆に言えば、フレイルをあらかじめ予防したり、早期段階で適切なケアができれば、自立して日常生活をいきいきと楽しめる人生の時間が長くなるのです。

フレイル予防のポイントは?無理のない筋トレの重要性

フレイルを予防、あるいは早期ケアをするために必要なことは次の4項目です。

栄養バランスのよい食事をとり、タンパク質を積極的にとること。
無理のない運動を毎日継続すること。筋肉量を増やす運動が望ましい。
食事を楽しめるように、口腔ケアを行い、歯を残すこと。
社会と関われる場を作ること。

特に重要なのが筋肉量を増やすこと。高齢の方こそ、無理のない筋トレを生活に取り入れていただき、生き生きと毎日を過ごして頂きたいと思います。

ご高齢の方の体に無理なく、かつ効果が出やすい筋トレメニューを組むのであればプロに相談するのが一番です。

八王子のパーソナルトレーニングジムMB-styleでは現在、オンラインでの無料カウンセリングや無料体験を行っております。自立した暮らしをいきいきと楽しめるように、私たちスタッフの力をぜひ活用して下さいね!


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