授乳中は首のケアを意識しよう!
産婦人科での産後アロマトリートメントは、お体に触れて、お話しした表情や仕草から、産後の方の体や心の状態などがわかります。
授乳の姿勢はとても負荷がかかる
そもそもいつも思うのですが、授乳の姿勢ってどうやっても腕、首、肩によくない姿勢にならざるを得ない。
おっぱいやミルクを飲んでいる時の赤ちゃんの顔って、たまらなく幸せそうでじっと見ずにいられないんですよね。
赤ちゃんのお顔を見ながら授乳することになるので、どうしても下を向くことになります。
首は下向いて、肩も上がって、腕も持ち上がった状態で、新生児のうちは数十分の授乳×1日10回近く授乳を行います。
はじめはもっと長い時間、頻回になることももちろんあるだろうし、慣れるまで一回一回が大仕事ですよね。
まずは、負荷を最低限に減らす
授乳中に姿勢が悪くなるのを軽減するためには、自分たちに最適な授乳ポジションを確立すること。
肘を持ち上げなくても赤ちゃんがベストポジションになるように、クッションなどで調整しましょう。
いつも同じところで授乳するようにして、クッションやスリングなど準備しておくといいですね。
個人的には授乳専用のクッションでなくてもいいと思います。すごく短い期間しか使わないのでね。
普段から使っているクッションや枕を複数使うことで、充分コト足りると思いますよ。
赤ちゃんの抱き方にも種類があります。
わかりやすいサイトがあったので、なんかしっくりこないなーという方は参考にしてくださいね。
授乳後はリセットタイムを設けよう
授乳後は疲れてしまっていると思うのですが、疲れが常態化しないためにもうひとつやってほしいことがあります。
肩と首のリセットとして、ゆっくり肩と首をまわすことです。「首・肩まわしまでが授乳」という感じでセットにすると続けられると思います。
必ず、ゆっくり、無理なく、まわしてくださいね。ピキッとなりそうならやらないでください。
固まってしまって動きにくいようなら上を向くだけ、肩に力を入れてあげるだけでもOK。
それでも首が固まってしまったら
授乳が長くなり、首がガチガチに固まってきたら、グッズを試してみるのもよいです。まずは代用できるもので試しましょう。
私のおすすめは、ペットボトルにバスタオルを巻いて作る首枕。
テニスボールで肩や背中をケアする方法をお伝えしてましたが、テニスボールってテニスしない人のおうちにはないよね??
産後すぐに、わざわざテニスボールを買いに行ってもらいたくないな、、何かで代用できないかな??と、しばらく考えてました。
首枕、背骨枕の代用に
フッと降りてきたのが、ペットボトル!
これは1リットル炭酸水のペットボトルです。ゲがつくやつ。結構丈夫で、丸いものなら他のものでもOK。
できれば未開封のものを使うと、液漏れの心配がないです。
このペットボトルをフェイスタオルで包みます。
タオルの真ん中にペットボトルを置いて、
こんな風に上下を折りたたみます。
左右は折り返すくらいでOK。
首のケアには、首の下に横向きにペットボトル枕を置いて寝転ぶと、自然と首が枕に沿ってストレッチになります。
気持ちいいと感じる状態で、しばらくキープ。
ゆっくり深呼吸して吐き切る。姿勢改善とともにインナーマッスルも鍛えられます。
背中には、背骨に沿って縦に合わせて置いて、その上から寝転びます。肩が自然に開くとOKです!
背中しんどいな、手軽にできるものないかな、
という方は、一度お試しくださいね!
ペットボトルは、お湯を入れると湯たんぽ的にも使えるし、(熱湯はダメ、お風呂くらい)
ペットボトル温灸という本も出てるくらいなので、お湯入りでマッサージやコロコロしてもいい感じですよ!
私は、仙骨に当てるのがお気に入りです^^
ペットボトル枕が気に入ったなら、首枕や背骨枕を検討されるといいかもですね!
セルフケアは続けていくことが大事。
楽に楽しくできるものをご紹介していきますね。
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