昭和エンタメへの想い
こんにちは、まゆナベです♪
突然ですが、あなた様の最も好きな曲は何ですか?
私の最も好きな音楽はBittersweet Sambaです☟
この名曲はトランペット奏者のハーブアルパート氏の1965年(昭和40年)アルバムに収録されていたモノ。
この音楽を平成時代、受験勉強のお供に夜な夜な聴くと心が躍った!!
オールナイトニッポンのメインテーマソング!!
私は玄人への憧れがものすごく強かった。
それでは本日もおはじめしましょう♪
スタァがブラウン管の向こうにいてくれた時代
昨今、玄人なんだか素人なんだか
境界線がなくなってきた気がする。
ブラウン管の向こう側にスタァがいてくれた時代を
懐かしく思うことが増えた。
昔憧れたスタァに対し、ちっとも知らない人が
酷いコメントをしているのを見て、
「おい!その人は友達じゃない!ブラウン管の向こうの人だぞ!」と、思うことも。笑
酷いコメントなり、街角や電車で悪口を聞くと
「自分のことは棚に上げて」という言葉がしっくりくる。
それを自分に対しても考えてみた。
途絶えがちな自分の活動の素人感、
本気で失望したのは間違いない。苦笑
昭和エンタメの果てはラヂオだった。
昔から我が家は音で溢れていた。
両親は団塊最後世代。英会話教室で出逢った二人は
フォークソングが大好きで、
いつも各々フォークギターを持ってデュオしていた。
私の幼少期、寫眞背景は、立派なビクター社製の真空管ステレオ(三段BOXを横に倒したくらいの大きさ)が鎮座していた。
隣人は陽気で不思議な一家が住んでいて、家族ぐるみで仲良くしていたが、のちに有名になる絵本作家・ワンツードンの中川のおじさんで有名な
中川ひろたかさん一家だった。
我が家はというと、
父親はとにかく最新メカをと、いつも発売と同時に
ファミコンなり最新機器が我が家にやってきた。
母親はとにかく本物のエンタメをと
ボリショイサーカスや美術館、映画館、
ミュージカル、宝塚へ連れて行ってくれた。
そんな音まみれ・エンタメまみれで育った私は、
自然と音とエンタメに興味があった。
中でも冒頭のオールナイトニッポンは毎日の愉しみ!
ジェットストリームのナレーションが流れると「寝なくちゃ!」と寝支度した。
私はその時思春期で、小室哲哉が流行ろうとも、
下北北口近くにあったコズミックラウンジで集めた
手塚治虫のウランちゃんみたいなシルエットの真っ赤なワンピや
パンタロンに大きな衿、サイケ柄、ピエールカルダンに身を包み、
冒頭の音楽がメインテーマのオールナイトニッポンにドハマりしていったのでした。
Voicyへの想い
声配信のきっかけは友達ゆうほちゃんと、
BusinessパートナーのTORATABIX氏だった。
二人のすゝめで声のエンタメか…面白そう!と
SpotifyとStandfmでポッドキャストを始めた。
でも私は、なにかと途切れがち。
刺繍もラヂオも講座も
全部継続出来たら今頃昭和家庭風俗学は
もっと浸透しているのではないか?
いっそ面白過ぎて億万長者なんじゃないか?と思う(凄い自信。爆笑)
そこでとっ散らかった自分の全てを手放して、
大切なモノをひとつづつ深めることにした。
今、骨董店の店頭に立たせて頂き、
想像以上にラヂオを聴いて下さっていることを知った。
これは本当に驚いた出来事!!
ちょっと日本が失いつつあるブラウン管の向こうのスタァに
私自身はなれないけれども、
素人でなく、ブラウン管の向こうのスタァくらい
見せない努力とプロ根性を持とう
という想いが沸々と湧いてきた。
音声で食えるくらいプロ意識を持って
配信したい!!そう思った。そこで出会ったのがVoicyだった。
Voicyって?マジで見てくれ!聴いてくれ!
ザックリ解説すると、
編集が出来ない
10分以上喋ると録音が切れる
音楽はつけられない
音楽はリスナーが選ぶ
パーソナリティーは随時募集しているが合格率5%
Spotifyよりリスナーが少ない
現代ツールの便利さと気軽さに逆行するVoicy!!笑
「素人は来なくていいからね?」っていう
パーソナリティ応募への挑戦状みたいな感じがシビレタ!!
まず、Voicyで結果を出せたら、
ブラウン管の向こうにいるスタァ玄人のスタートを切れる場所に感じた。
で!一回落ちて(笑)そりゃそうだと思い、
どこが悪かったのか考えていたら、突然Voicyのパーソナリティの女性が
目の前に降臨したのでした。
それが着物スタイリストの森由香利さん。
ふふ、今日は長いブログ。笑
着物スタイリストゆかりさんとの出会い
それは突然だった。
当初私は自信を失いかけていた。
手を広げ過ぎて、各々の活動が薄っぺらくなっていないか、
本当にやりたい仕事って?
戦前の家庭風俗学を広めたい、知って貰いたいこと、
TORATABIX氏に撮って欲しかった修復不能になった古物たち。
どうしたら仕事になるのか。
自分では惚れ込んでいる昭和は広められないのか…。
そんな時、彼女は突然店にやってきた。
「SNSで貴女を見つけて、ここにいるかもと思って」と。
彼女と戦前衣装の話や着物の話をした時間は
楽しくて楽しくて、あっという間!
そして彼女はまたすぐ会いに来てくれた。
手には、私が大好きなアンティーク着物老舗店に勤めていた時代によく見たような逸品ばかりだった。
「これはあの人の店だろう。こっちはあの店主のかな?」
彼女の大切に保管するコレクション一つ一つに
自分のとん挫した時間が一気に巻き戻された。
そして数週間後、こんな一文を頂けた☟
の一文の後、すぐに添えてくださったこの文字
第一線で活躍するスタイリストさんから
こんな声をかけて頂き、
「よし!頑張ろう!!今私が素人なのは己の努力不足だ!」と、
重い腰を上げ、ダッシュ態勢に変わったのを感じた。
ゆかりさんがVoicyのパーソナリティと知り、
こんな風に素敵な玄人に私もなりたい!
もう一度挑戦してみよう!と前向きになれた。
どうしたら受かるかも、貪欲に考えた。
私は、今、正直売れない貧乏人。
でも数年後、
私自身がブラウン管の向こうにいるスタァになってやる!!
昭和家庭風俗学一本で!
今はそう思える。
とはいえ、素人。大爆笑
受かったVoicyは散々な素人感から始まったけれども、笑
毎日更新して、ブラウン管の向こうのスタァになろう!
素人にオサラバして、昭和家庭風俗学で玄人になりたい!
どうぞ応援、宜しくおねがいします!!!!
それでは、また♪