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ブルーチーズと赤ワイン

こんにちは

ブルーチーズと赤ワインを組み合わせることにより
優れた健康効果発揮するらしい、ということで
ブルーチーズが世界的に注目されているらしいです

欧州で最も長寿なフランス人が
なぜ健康なのか調査したところ、
ブルーチーズが関わっているのではないか?
といことが研究結果によって
明らかになったからだそうです

ちなみに日本ではブルーチーズと言われていますが、
青カビチーズが正式名称のようです

世界三大ブルーチーズとは

ブルーチーズには、
・ゴルゴンゾーラ
・ロックフォール
・スティルトン
という世界三大ブルーチーズがあるそうです

ゴルゴンゾーラ

イタリア北部の山岳地帯で放牧されている
牛のミルクから作られたブルーチーズで
やわらかな食感で青カビ特有の刺激がマイルドで
初心者向きのブルーチーズといわれているそうです

ロックフォール

南フランスのロックフォール村が原産のチーズで、
最古のチーズといわれているそうです

羊乳で作られていて、青カビ特有の香りが豊かで
適度な塩気と後に残る甘みが特長です


スティルトン

イギリス中央部で生産されている牛乳から作られた
ブルーチーズで、
青カビが細かく全体に広がっているのが特長で、
濃厚な旨味と強烈な塩味があります


ブルーチーズ?臭いやん

製造工程の途中で青カビを加えて発酵させたチーズが
ブルーチーズです

塩気が強く、独特の香りを持っています

ブルーチーズのあの独特の臭いが苦手だという方も
いらっしゃると思いますが
実はすごい健康効果が期待できると
注目が集まっているとかなんとか…

ブルーチーズの起源や強烈な香りの正体は

カビの生えたチーズをカビごと味わう習慣が
いつどこで始まったのかは定かではないそうですが
西ヨーロッパを統一したことによって
ヨーロッパの父と呼ばれたカール大帝が、
8世紀に旅の途中で地方の司教に振る舞われた
ブルーチーズのおいしさに感動し、
毎年の献上を命じたことから
一気に知名度が上がったという説があるそうです

カール大帝を感動させたチーズは、
カビにポイントがあります

チーズは乳を乾かして作るのが基本なので、
チーズの熟成に関わる微生物にとっては
過酷な環境です

ところが、カビは乾燥した食品にも
平気で生えることができ
たんぱく質や脂肪を分解する作用も微生物より強力で、
より芳醇な香りと味を生み出すことができるそうです

ブルーチーズにおいて、
その役目を担うのは青カビ類のペニシリウム属で
抗生物質のペニシリンをつくり出す
カビと同じ仲間なのだそうです

あの独特の臭いに優れた効能・効果の秘密

ブルーチーズは、青カビがチーズの内部全体まで
しっかりと広がり、
チーズ全体の乳脂肪をしっかりと分解します

乳脂肪の2割前後が脂肪酸に分解され、
さらに、それらが分解されてメチルケトン類が
大量につくり出されます

そして、それがブルーチーズの好き嫌いを分ける、
あの独特の香りの元となるそうです

メチルケトン類は、さまざまな構造の混合物で
青カビの微妙な種類の違いや
原料乳中の乳脂肪の含量の違いによって
地域や製造所ごとに多彩なブルーチーズが
生み出されるそうです

ブルーチーズと赤ワインで健康

カビの生えたチーズをこよなく愛したカール大帝は
死後、王国は息子兄弟によって分割されたそうですが
この時に誕生した国家のひとつに
フランス王国がありました

フランスは、
脂肪分が多い食事をしているにもかかわらず、
比較的心筋梗塞など循環器系の病気による死亡率が
低い国で、そのギャップは、フレンチパラドックス
と呼ばれているそうです

そのパラドックスを解くカギのひとつが、
大量に消費されるチーズで
なかでもブルーチーズなのではないかと
多くの人が注目しているそうです

ブルーチーズには、全身性の炎症を抑えたり
コレステロールを低下させたりする作用が
期待できるそうです

それが糖尿病や心血管疾患に効果があるとされ、
フレンチパラドックスの一因ともいわれる
赤ワインのレスベラトロールによる健康作用との
相乗効果をもたらしているのではないか、というのです

チーズは最強の発酵食品

日本人の健康の秘訣の一つが
古くからあるさまざまな発酵食品であるという
事実があるとしたら
内部まで菌がびっしりと入り込んだブルーチーズが
健康食品であるとしても
なんら不思議はない気がします

ブルーチーズの効能・効果

・がん細胞の抑制効果
・強い抗酸化作用
・細胞を活性化させる効果
・血行改善
・血栓症や動脈硬化の予防効果

赤ワインの効能・効果

・中性脂肪の減少
・がん細胞の抑制効果
・血糖値を下げる
・貧血を予防
・高血圧を予防
・むくみを解消・改善

ブルーチーズには
・果実味の強い赤ワイン
・極甘口の貴腐ワイン(ソーテルヌ)が合うそうです

ブルーチーズは塩味が特徴的なので、
果実味の強いピノ・ノワール種の赤ワインを
組み合わせると、味わいがまろやかになり
風味が楽しめるのだとか!

また、強い塩味をまろやかにしてくれる
甘味の強い貴腐ワインを組み合わせることで、
クセの強さの中にあるクリーミーな味わいを
広げることができるそうです


ブルーチーズを美味しく食べるには

独特なお味や臭みが苦手…という方も
いらっしゃると思いますが

ちょっとしたプラスアルファで
驚くほど美味しく食べることができます

はちみつをかけて食べる

ブルーチーズは、はちみつとの相性が良いので
初めてブルーチーズを食べるときには、
そのままではなく純正はちみつをかけて
食べてみてください

塩味に、はちみつの甘さを加えることで
バランスよく味わうことができます

また、食パンにブルーチーズをのせてトーストして
はちみつをかけて食べるのも美味しいです

ブルーチーズを使った料理は、はちみつを加えることで
味のバランスが取れるので、
ブルーチーズ+はちみつ=美味しい!
と、覚えておくとGOODです!


サラダにのせる

生野菜でブルーチーズの塩辛さや独特の風味が緩和され
そのまま単品で食べるよりもかなり食べやすくなるため、
ブルーチーズを食べたことがないという方は、
サラダの材料に使ってみると食べやすいのでオススメです

ブルーチーズ自体にしっかりと塩味があるので、
ドレッシングや塩を控えめにしても
バッチリと味が決まります

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

赤ワインとチーズには
それぞれ心と体の健康に良い効果をもたらす
栄養成分が豊富に含まれていて
この二つを掛け合わせることで
さらに健康効果がUPするそうです

いくら赤ワインが体に良いといっても
飲みすぎは良くないので
ワイングラスで1日に1~2杯嗜むと良いですね

どんなに体に良いといっても、
なんでも飲み過ぎ食べ過ぎは厳禁です

適度な量を守ってチーズと赤ワインを楽しみましょう♪

すでに赤ワインを好んで飲まれている方は、
おつまみにブルーチーズを◎

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高丘真弓
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