【505/1096】すでにゆるされ、ゆるしている
今日はねこの日だそうだ。
ねこの写真がSNSでいっぱい出てきて、かわいい。
ねこは飼ったことはないけど、もし飼うなら犬じゃなくてねこだろうなと思ったり。
呼吸・整体の師の個人セッションを受ける日。
朝、ふと思いついて、深呼吸の衝動を受けさせてもらった。
深呼吸の衝動というのは、私が呼吸・整体で一番好きなワークであり、これを伝えたいと思ってスクールで学ぼうと思ったきっかけのワークでもある。
呼吸シェアリストとして、一番シェアしている回数が多いワーク。
ほんとうに気持ちよく、深呼吸した。
身体に応じて、自分で決めて、気持ちよく。
終わったら、涙がしばらく止まらなくなってしまった。
稀に、呼吸・整体の調整法をしていて、涙が湧いてくることがある。
感動のあまりnoteに書き残していた。↓こちら。
3年前の私よ・・・。読むといろいろ恥ずかしさが募る。
深呼吸の衝動。
ただ、身体が気持ちよいように息を入れて、ゆっくり口から吐く。
書くとそれだけなのだけど、それだけのことのものすごさよ。
意味が分からないが、それだけでまた泣けてくる。
終わった直後はなんで涙が出るのかわからなかったが、
自分で気づかないように蓋をしているところ、自動操縦していたところに、ただ身体は気づいていて応じて呼吸していたらそれが明るみに出たということかなと思った。
ゆるしていなかったところがゆるして、そして、ただゆるされているのだな、という体験だった。
自分の中の幼い感情が、湧いては消えて、変わっていった。
やっぱり、呼吸はすごい。
本当にすごい。
ただ、酸素を吸って、二酸化炭素を吐いているだけじゃない。
このワークを伝えるときには、自分の生き方が顕れる。
そこにあらわれた自分が、今の正直な自分の姿なんだ、と思った。
これを体験出来て、ほんとうによかったなと思う。
自分だけでやっていてはいけないところに連れて行ってもらった。
でも、そこは、自分が行こうと決めていたから行けたところなのだと言うこともちゃんと自覚しておく。
師匠と茶の話になって、「日日是好日」と言う映画を思い出した。
最後のほうのナレーションで流れたセリフ。
呼吸と通じるものがある。
主人公がフェリーニの「道」のことを、大人になってから見直して『これで感動できない人生なんてもったいないと感じるほどの映画だった』というようなことを言っていた。
呼吸も本当にそれだなと思う。
心と身体に染みわたる深呼吸だった。
これを、余計なことをしないで伝えられる自分であろうと思った。
では、またね。