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【1049/1096】よい姿勢

今日は呼吸のお稽古。
今月から、脊椎、脇、横隔膜と要の身体調整法やっていく。

まずは、脊椎。

脊椎ってなんでしたっけ?と生徒さん。

脊椎とは?

背骨、です。

人間の脊椎

脊椎は体のなかで大変長い部位を占める骨であり首(頚椎)~おしりのあたり(仙骨)まで40㎝以上もあります。
脊椎は椎骨と呼ばれる骨がずっとつながって連結したものですが、その数は頚椎7個(首)、胸椎12個(胸)、腰椎5個(腰)、仙椎、尾骨(おしり)があります。

とのこと。

「では、良い姿勢をしてみてください」とやってもらうと、参加してる方がみな同じ動きをする。

背筋をまっすぐしようとして、胸を張って、腰を反らせて、ピンとする。
教育の成果というのはすごいなーと思う。
年代ちがっても、同じ。「良い姿勢」と言ったらそれ、になってしまっている。

が、その姿勢で、では息を観察してみて?

浅くて苦しい息になっている。喉や胸のあたりで止まってしまって、身体もどんどん力んでくる。

その姿勢から、じゃあ、楽にしていいよ。

となると、ぐだっと背中を丸めて、お腹をぽこっとさせてしまう。
すると、また息が浅く苦しい感じ。

両方苦しいってことは、これは身体はノーと言っているということ。

背骨は、緩やかなS字カーブを描いている。
そのカーブが、身体を支え、しなやかに動かし、神経を守るために必要なのである。
それを無理にまっすぐ!とピンとしてしまうと、湾曲していた部分を無理やり伸ばそうとして、関節が緊張し、ロックされる。息を吸うときに動くはずの肋骨や横隔膜も、しなやかに動けなくなる。
つまり、教えられていた「良い姿勢」は、身体のつくりにあっていない。身体にとっては悪い姿勢なわけ。

ということで、身体が楽な、「良い姿勢」を体感するため、脊椎の調整を習得してもらい、練習。
手から、足から身体を動かし、背骨をしなやかに。

調整が終わった後は、ものすごく息が吐けることを実感。

自分がこんなに息を吐けるとは驚き!

となった。

そして、立つ、座る。
背骨がすっと通った状態で、楽に立てる。座れる。

鏡で自分の姿を映して見ると、、、

「良い姿勢!」「すごいきれい」

身体が整うと、自然にそうなるのです。

そして、息は?

楽。すごく深くできてる。


息が楽な姿勢が、良い姿勢です。

今日のお稽古はそこを存分にやりました。

では、また。

9月28日土曜日、北鎌倉でワンデーリトリートやります。
息が楽ってどういうこと?をさんざっぱら体感して、持って帰っていただきます。身体に染み込ませて、日常へ。
あと、1席あります。参加希望されるかたはメッセージください。


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