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【768/1096】感情をコントロールしたいなら

カウンセリングをやっていると、「自分の感情をコントロールしたい」「感情に振り回されてしまって、、、」という相談を受ける。

怒りが人に対して「キレる」となってしまったり、
ずっと不安がつきまとってしまったり、
心配が過剰になって何も手につかなくなったり、
何をやっても「どうせ私は・・・」「私なんて・・・」と自己否定モードになって抜け出せなかったり、
人に言いたいことを言おうとすると、何も言えずに涙が出る、喉が詰まるとなってしまったり。

人によって囚われる感情はさまざまで、一人の人が複数の感情に絡まって、さらににっちもさっちもいかなくなってしまうということはある。

そういう時、カウンセリングで感情にフォーカスを当てて、その先にある奥深くのニーズを紐解いていくということをやると感情解放が起きる。
感情は無いものにすると、反発して暴れだす。
すべて、自分の中にあるものとして、その感情に寄り添い、受け入れると暴れなくなるのである。
これを言葉を使って、話をして聴くをやるのが、カウンセリングである。

ところが、感情を「ある」と認めるには、言葉だけでは無理なのだ。
なぜなら、感情は言葉ではないから。
感情は体感覚、神経系の状態から生まれる。
その感覚を知覚して、共有するために言葉を使っているだけである。嬉しいとか、悲しいとか、苦しいとか。
言葉で「ああ、あれは悲しかったんだ」と認識すると、脳みそは満足する。が、身体の感覚は残り続けている。
すると、またすぐ再現される。
身体の感覚と共に認識する必要がある。

つまり、感情をコントロールするには、身体が重要なのである。
自分の身体が、「ある」と認識できる状態になっていないと、いくら頭で「そういう感情あるよね」とやっても、ずーっと飲み込めないでいる状態で留まる。

言葉で話して認識したことを、身体を動かして感覚を書き換える。
身体と共に、ということができると、感覚も共に変化するので、その感情そのものを眺めてみることもできるようになるし、眺めてみたら、違う認識の仕方に変わったりする。

感情をなんとかしたかったら、まず、身体である。
身体がしてくれることは本当に尊い。
身体はいつも命に敬虔である。

それを組み合わせて作ったのが、新しいセラピーセッションの「心と身体セラピー」、年内50名のモニターをやってます。
あと残り11名になりました。
気になっている方はお早めにご連絡ください。
モニターは半額で受けられます。(アンケート回答にご協力いただきます)

では、また。



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