子どもの頃の図画工作時間は将来のDIYに活用される
今年も残るところあと2ヶ月を切りました。
年末に向けて、最近時間があるときに普段手付かずな場所の掃除や片付け、メンテナンスをしています。
この三連休は水回りのコーキング交換に初チャレンジしました。
コーキングとは建築物の隙間や継ぎ目にコーキング剤(接着剤)を塗り込んで、防水性や気密性を高める作業のこと。
流し台のコーキングが剥がれ隙間が出来ていたのとカビがとても気になっていました。
浴室も同じような状態。
このコーキングの剝がれは経年劣化もありますが…
多分、元旦に起きた能登半島地震の影響と思われます。
外壁のパネルのコーキングも急に浮いて目立って来ましたし。
外壁は無理ですが水回りはYouTube先生の講義を受けると、なんだか自分でやれそうな気がしてきました。
そこでまず
① 古いコーキングを外す。
下の素材を痛めないよう接着剤だけを取り除きます。
隙間にそってカッターで薄くそぎ落とす作業をしているうちに、ふと思い出したのが子どもの頃の図画工作の版画や彫刻の時間!
彫刻刀で画板を削っていたことを手が覚えていました。
早速、息子の彫刻刀セットを取りだし(物持ちのよい私)
切り出しや平刀、三角刀を用いると…
意外と細かい作業が楽しく出来るではないですか!
実はこの作業が一番手間でした…
それから
② 養生テープ(マスキングテープ)を貼る。
テープを貼って接着剤が余分なところに付かないようにするのです。
テープを平行な幅でよれずに貼り、角をきれいに細工するこの作業…
これも図画工作で画用紙を立体にしてセロハンテープで貼った時と似ている。
そして
③ コーキング剤を隙間に塗り込む。
はじめはへらでやっていましたが今一の仕上がりだったので結局、指で塗り込みました。
これは粘度細工の時間ね!
へらで大体の形を整えたら後は指先で表面を平らにしていたな~。
最後に
④ 養生テープをはがし乾燥させる。
「出来上がった作品は乾燥するまで触らないこと!
特にお友達の作品には手を触れないように!」
先生がよく注意していたな~(笑)。
こうやって、翌日には流し台は無事接着され隙間とカビはなくなりました。
浴室のコーキングのカビもなくなりました。
よく見るとあらが目立ちますが…
素人が初めてやった割にはまずまずの仕上がりかと自画自賛。
で、思いました。
子どもの頃の図画工作の時間は今回のDIYの為だったのか~(笑)!
人生に無駄な時間はないと実感した三連休でした。
子ども達にはいろんなことチャレンジさせてあげたいね。