体を変えるコツは「反省」と「会話」
このお写真の方、何歳だと思いますか?
1950年生まれ、73歳です。
今回で5回目のレッスンのRさん、
6月に初めていらした時は、リウマチと側彎症で
まっすぐ立つのも歩くのもままならない状態でした。
月1回×5回のレッスンでなぜここまで変わったか。
Rさんの場合、
エクササイズを続けていただいているのも大きいですが、
体との向き合い方が大きいと思います。
①反省
「体は人生の大切な相棒なのに、ぜんぜん見てあげられてなかった」
Rさんはおっしゃいます。
どんな不調でも、一番の原因は自分の体の使い方だから、
体を変えていくために必要なのは「反省」です。
実はこれがとても大切です。
まわりや、環境や、年齢や、体質や、遺伝のせいにしないで
自分の体の使い方を「省みること」。
自分を責めることではありません。
②体と会話する
エクササイズは体との会話です。
Rさんはここが上手です。
「気がつかなかったけど、ここがこんなに縮んでいたのか」
「ここを使い忘れていたんだなあー」
ちゃんと会話している人の体は感触がいいんです。
筋肉も関節もやわらかくなめらかに、質のいい仕上がりになるんです。
無機質に一方的にエクササイズをしている人は
効かせたいところに効かなかったり、
筋肉がついても固くて使えなかったり、
やりすぎて壊してしまったり、
あまり効果のないエクササイズになることが多いです。
エクササイズでも、日常でも
体が喜ぶ使い方をしましょう。
体が一番好きなのは、使ってもらうこと。
体と会話しながら楽しく使っていくと、
それだけで「生きてるって楽しい」って感じられますよ。