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アンジェリーナのモンブラン

パリに旅行に行った時、ここのモンブランは食べて帰ろうと心に決めていたモンブラン。結局、食べたいものが多くて諦めたもののひとつだったのですが、今はデパ地下の催事でも買えるようになったので、うれしい限りです。といっても私が好きなのは定番のものではなくて、「和栗のモンブラン」なんです。他にも季節限定や、チョコレートのモンブランなんかもありますがこれ一択です(笑)

定番も食べたことはあるけど、私には少し甘くて1個を食べきれなかったので、それからは比較的あっさり目の和栗を選んでいます。

日本のケーキ屋さんにあるモンブラン、なかなかシンプルなものを見つけるのが難しくないですか?栗をシンプルに楽しみたいのになぁって思う時もしばしば。でもアンジェリーナは、マロンクリームと生クリーム、メレンゲのみの、これぞ!です。このバランスが最高です!紅茶との相性も抜群です。この間食べた時はダージリンを合わせたのですが、モンブランを味わうにはやっぱりそれを邪魔しない、軽めの香りのものがいいですね。

一口食べて「くーっ、これこれ!」って脳内で噛みしめて、栗を味わって、笑顔になって、幸せのサイクルです。あぁ、この記事を書いている今も食べたくなってきたぞ。

アンジェリーナは1903年創業のパリの老舗サロン。100年以上の時を経てどれだけの人がこのモンブランを食べたのでしょうね。そんなことを想像するのも楽しいし、歴史を感じながら味わってみたり、いつもと違う食べ方をしてみるのもいいかもしれません。


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