マガジンのカバー画像

ドイツで鍛える生活

6
35も過ぎて女が1人、ドイツの田舎街に引っ越すとどうなるか。という、哀しくもおかしい私のドキュメンタリー(追記:noteにお引っ越ししようと思ったのですが、永遠続く、コピペに耐え…
運営しているクリエイター

記事一覧

序章1: 失業ブルース #5

**** 無資格バンザイ ****

結果が来ないなー。と。
やきもきする事、数日。
来たー!メールが…。

"job offer"
君が私たちのチームに入るのを楽しみにしている。

おおーっ。
決まってしまった!
受かってしまった!

面接はカンニングペーパーをチラ見だし。
職歴もフリーカメラマン(←自称)とかあり、怪しげ。
履歴書の語学力は。
英語: 上級 (←全く上級ではない…)
ドイツ語:

もっとみる

序章1: 失業ブルース #4

ドイツとskypeでの面接第2弾。
テンパる日々は続き、本番到来。
朝6時。ムクッと起き上がると。
昨日書いたあんちょこ↓
With my knowledge and experience, I believe that I can .....
を思い出しながら、声を出して復唱!
「ウィズ マイ ノウレッジ エンド エクスペリエンス, ....」
えーっと。なんだっけ?
といった感じで。一日中ブツ

もっとみる
序章1: 失業ブルース #3

序章1: 失業ブルース #3

****面接到来 ****

ドイツの会社から履歴書(CV)を送れと言われて以来。
1週間、一人で勝手に大騒ぎ。

はて。英語のCVって…。というわけで。
またまた大騒ぎすること数日。
見よう見まねでなんとなく完成し送付した。
最後に。質問があれば何なりと email か telephoneで。
と書いたのだが…。

実は。うちの電話というのは。
番号ディスプレイとか留守電とか。
そういう機能がな

もっとみる

序章1: 失業ブルース#2

**** 勝手に葛藤 ****

会社に行かなくなって2週間。
とりあえず仕事もなさそうだし…。
毎日ギターの練習だー。いいのかー!
と不安ながらもウキウキしていたのだが…。
軽い気持ちで声かけていた会社から返事がきてしまった。
履歴書を送れと…。
しかーし。
その会社というのはドイツの会社。
ドイツで働くわけだ。

ウー…。
5年前だったらなあ。迷わず行くのだが。
ウー…。あの過酷な生活がまた始

もっとみる

序章1: 失業ブルース #1

**** 金融危機の舞台裏 ****

安定した収入と暮らしが訪れると。
このままでよいのかー。
立ち上がれー!と
仕事を辞め、わざわざ不安定な道を選んでいた20代。
最終的には日本も飛び出し。
超不安定な生活をすること4年。
その間、3カ国4都市で暮らし、引越すること12回。
精魂尽き果てて日本に戻ったのが31歳だった。
そんな流浪の民にも救う神あり(<--物好き)。
とある企業に拾われ、契約で

もっとみる

まえがき

小学生のころから外国に憧れていた。

黒柳徹子のザ・ベストテンより。
小林克也のベストヒットU.S.Aの方が輝いて見えた。
ベストテンで捲し立てる黒柳徹子より。
英語を捲し立てる小林克也がまぶしかった。
日本より外国がイケていた。

中学から高校にかけて。
外国のドラマは何でも見た。
ファミリータイズ、フルハウス、
ビバリーヒルズ高校白書、ER。
映画も洋画オンリー。音楽も洋楽。
意味がわからなく

もっとみる