#30 相撲界との比較にみる、囲碁界活性化のアイディア/他業界から学べることはたくさんある
こんにちは。瀧真有子です。
棋聖戦が終わりましたね。最終局までもつれ込み、一力棋聖の防衛に終わりました。
個人的に一力さんの碁が好みなので、興味深くシリーズを拝見していました。
棋聖戦のサイトでは、囲碁を知らない人にも興味をもってもらうためか、対局地の紹介や、現地にいる棋士の様子など、盤外の情報などもたくさん更新されていましたが、囲碁を知らない人がそれだけで楽しむには中々難しい感じでした。
これは、主催している読売新聞の努力が足りない、みたいなことではなくて、そもそも囲碁界が、既存ファン以外にも、見て楽しませる工夫をしてきていないからで、棋聖戦だけでどんなに頑張っても限界があります。
むしろ、今は囲碁よリも見るファンが増え、市場が広がっている将棋の方に多く資金を出したいと思っているだろう新聞社が、囲碁と将棋を同じように扱ってくれていることに感謝した方が良いくらいかなと思っています。
最近、大の里や尊富士の活躍で、相撲が面白くなっているので、娘と一緒に見ているのですが、同じ伝統芸能である相撲には、囲碁普及に関して学ぶところが多いなと感じたので、今日は、相撲界との比較から、囲碁界の活性化のためにできることをお話しします。
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