お店を持ちたいこと
こんばんは
ふと、私がお店を持ちたいと思った理由を
書いておきたいと思います
伝わりづらい表現かもしれないけど、
お店が開きたい、という意味は
つきつめると
場所の提供がしたい、という思いからでした
家以外の場所で、
ただいまではないけど、それに近いような、
家と外の間くらいのほっと一息つける場所を
作りたいなと
パジャマやスウェットでは行けないけど
おめかししなくていい場所
コンタクトやメガネをつけなくても、
補聴器がなくても、
そのままでいられる場所
(私は補聴器を使用したことがないので、
この表現が適切かどうか少し不安、
けれど使っている祖父を見ているとわかる、気が
少しだけする)
言葉はなくても、なんとなくの安心感
ゆったり流れる空気や落ち着くお気に入りの音楽
座り心地や触り心地のいいテーブルとソファとイス
オレンジ色の灯りと心地よい照度
ほどよい物の数と緑の量
とびっきりじゃなくても幸福度のある珈琲の香りと味
それと一緒に食べれる甘味
三つ星じゃなくても美味しいと思える
優しさと愛たっぷりのご飯
私は社会人になるまで実家を出たことがなかったのですが、
県外で一人暮らしを始めた時、ホームシックのような孤独感がありました
信頼できる同期であり友人がいて
頼もしい先輩や上司がいて
安定した収入があって、
親とも離れていた方が有り難みがわかって良好な関係を築けて、
実家に帰りたいわけではなかったけど
寂しかったです
今でもたまにそんな気持ちになることもあります
きっと世の中もっと人の流れがある働き方が進んでいます
長く同じところで働くだけでなく、転勤だけでなく、職を変えたり住居を変えることが昔よりも当たり前のようになってきました
私のお店はそんな流れる人たちが羽を休める場所でありたいと思います
私はcoconという名前でイベント出店しました
いつかのお店の名前になれば良いと思っています
coconの由来は私の名前がまゆであることから
繭をフランス語にしました
繭は
一見動きがないようで、着実に準備し、成長している、
その時間は大切で、どんなタイミングにもやってくることだと思っています
私自身もそうだろうし、いつかの友人もそうだったし、きっと誰かも経験したことがあるはずです
周りからは見えない準備期間
大人になると過程を褒めてもらえることが少なくなります
生きてるだけで丸儲け、なはずなのに!(笑)
だからそんな大人たちが自分で自分を褒めて労える場所でありたい
coconはここんと読み、日本語では古今とも書きます
昔から今のことを言い、
昔から今にわたって、ならびないこと という意味をも持つそうです
辞書的解釈とは違うかもしれませんが、
誰であってもその人以外ならぶものがないこと、
と捉え私自身もそうであるという意味も込めています
そんな気持ちで来てくれたお客様も包み込めたら良いな
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