【私は1000人に向かって問いかけた。何故アートは世の中に必要だと思いますか?】後編
私は1000人に向かって、問いかけた。
「何故あなたは、アートは世の中に必要だと思いますか?」
アートが世の中に必要な理由は人それぞれだと思う。
だが、様々な方が考えるアートの存在意義を知ることにより、アートに関心を持つ人が増えるのではないか、そう思い1000人に問いかけた。
今回は後編として、一部紹介させていただきます。
樋口武史さん
なぜ、世の中にアートは必要なのか?の回答です。
『広い視野で世界を見て、よりよく生きる為』に必要だと考えます。
なぜなら、目の前に見える物は、広い世界の氷山の一角にすぎず、情報操作をされ、見えない力のあるものに見せられた世界に閉じこめられている様な気がするからです。
アートは、人それぞれに見方や感じ方があり、五感を使い、生まれたての子ども様に自由に表現を味わえるものだと思います。
大人になるにつれて尖っていたものが、丸くなってしまいますが、アートに触れると、素直な気持ちに戻れる気がします。
沸々沸き上がった思いに向き合い、誰かが決めた当たり前から逃れる為のノアの方舟の様な役割を担っている様にも感じます。
つまり、アートは閉じてしまった自分の世界を広げていき、よりよく生きる為に必要なのです。
長文かつ話が右に左にずれてしまい申し訳ありません。少しでも お力になれれば幸いです。
高井志保さん
アートが世の中に必要な理由、世の中、だとちょっと広いけど、自分にとって必要だなぁーと思う理由は、
・自分だけが見つけてしまった!と思えるワクワクをくれるもので、それが仕事や普通の生活からは得られない何か活力をくれるものになるからかなぁ。
余談だけど収集癖、コレクション、みたいなのはグローバル共通で人間にある本能だと思うから、その対象としてアートが選ばれやすく、必要だと思っている人が多い気もしました。
396さん
芸術(絵、写真、音楽、詩、小説など全般)は社会化されている人間のなかにある社会化されていない部分を、日常の言葉で説明できない表現形式を使って日常を照らすもの。
桔梗さん
人は、画一的になろうとする動物だと思います。アートは、インスピレーションを通じ、個々人の思考、嗜好及び本来持ち合わせている、アイデンティティーを成形させる必要があるのだと思います。
日影眩さん
アート(芸術)という言葉は広義に言えば文学演劇も含まれるわけですよね。そうするとそれが必要であるかどうかなど問うべくもない。
現代美術はその領域を他の領域にまで押し広げてきた。
文化なしでは人間は存立し得ないでしょう。
ただ日本の場合美術が必要かどうか? と疑念が提出されるような状況であるということになりますね😁
ぐわんでさん
アートは自分や世の中を移す鏡だと思います。
清水裕也さん
アートな精神を全ての人が持てば世界平和に近づくとおもいます。
織山英行さん
アートは既得権益のお金持ちとアーティストの接点として必要だと思います。
アーティスト側としては生活費を稼ぐ手段として必要。
お金持ち側としては何か分かったような気になれるモノ、高価なアート作品は自分の権威を増幅させてくれるような気持ちにさせるモノとして必要だと思いました。
両極端になっていく世界の中で、お金が社会の中を巡るルートの1つとして、アートという道筋はこれからも残っていってほしいですね。
アートは何故世の中に必要か?あなたにとってアートとはどのような存在ですか?
そもそも何故この問いを投げかけた理由については、こちらの記事にさせていただきました。
前編はこちらです。