AIが発達しても手間や時間をかける素晴らしさ!映画『アナログ』を見た感想
AIが発達して、効率の良い技術が増えても、人が中心の時代は変わらない。
なぜなら、手間や時間をかけた分だけ、その人の想いが込められているからです。
映画『アナログ』を見て、そう感じました。
主人公の水島悟(二宮和也)が、携帯電話を持たない美春みゆき(波瑠)に恋をする物語です。
もし、2人の交際が、携帯電話でいつでも話せる状況だったとしたら?
「特別な木曜日」はなく、お互いこれほどまでに、惹かれあっていないかもしれません。
作品中に登場する料理も、あえて手間や時間をかけたことで、すべてが美味しそうです。
・土鍋で炊いたお米
・自分で作ったぬか漬け
・なぜか再現できないジャーマンポテト
AIが発達しても、手間や時間をかけた人間味はなくならない。
そう強く感じた作品でした。
クスっと笑いあり、友情あり、泣ける映画ですので、気になったかたはぜひ見てみてください。
■映画『アナログ』の概要
2023年10月公開。
ビートたけし原作の小説『アナログ』を映画化したラブストーリーです。
デザイナーの水島悟(二宮和也)が、携帯電話を持たない美春みゆき(波瑠)に恋をします。
おしゃれな喫茶店「ピアノ」を舞台に、音楽も美しく癒される作品です。