スマホ依存を断ちたい宣言。

最近、思考が奪われている。小さな、私の相棒に。気づいたらスマホをいじっていて、何時間も時間が経っていることが常になりつつある。なんとかせねば。

この夏、とうとうyoutuberにハマってしまったのだ。
毎日更新をしていて、どの企画も面白くて。下手なテレビより面白いのに、どこでもいつでも見れる。最高。
格安SIMにしたことにより、速度制限もかからなくなって、本当にいつでも見れるようになってしまった。コンテンツを出し続けることに対する尊敬と、面白い企画に笑いが止まらなくなって、気づいたら2時間ずっと見ていた。なんてこともザラで。

「やめよう、やめよう」

時間が過ぎるのが早くなるし、他のことが滞っちゃう。そう決心したのに、次に目をつけたのは、懐かしのニンテンドーDSのソフトがスマホアプリになったものだった。大好きだったから即インストール。また、気づいたらゲームをしている。なんて、意思が弱い。

この小さくて、常に一緒にいるわたしの相棒は優秀すぎる。検索は得意だし、わからないことは何でも教えてくれる。地図や乗り換えはすぐ案内してくれるし、好きな音楽もかけてくれて、ゲームもできて、映画もyoutubeも観れる。便利になって、考えなくても与えられるようになってしまったわたしたちは、一体どうなってしまうんだろう。

と、意思が激弱なことが原因なのに、考えてしまう。こんなに、考えることが少なくなったことに、その逃げ場があることに、怖くなった。スマホのやりすぎだからだろうか。肝心なところの決心や、直感が鈍っているような気がする。

きょう、夕方の商店街を歩いていたら、まだ1歳くらいの女の子が、お母さんの腕の中でスマホをいじっているのをみかけた。こんな小さな頃から、この便利な便利な機械がある生活をしている子は、どうなるのだろう。考えずとも、調べればすぐ出てきたり、誰とも話さなくても生活ができてしまうし、部屋で何でも完結できる現代に、なってしまっているんだなぁ。怖いな、と思うのと同時に、じゃあわたしは？なんて振り返る。

むかし、何かの文章で、「便利が幸せとは限らない」って一文を読んだ。当時も共感したからこそよく覚えているのだけど、いまも、本当にそう思っている。つねに何かができる時代だけど、あえて何もしない時間や、スマホをいじらない時間や、もっと、せかせかせずに、スローに、のんびり過ごしてみてもいいと思うのだ。

毎日の生活を丁寧に、すこし不便でも、周りの人との交流や、会話や、ゆっくりした時間を大切に、生きたいとおもう。

まずは、スマホ依存をしないように、youtubeとゲームを減らします。宣言。

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