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めいこ
2023年2月5日 19:21
黒い感情に人はなんと名前をつけるのでしょう。嫉妬、愛、嫌悪、恐怖、卑小感。自分が喉から手が出る欲しいものを、手に入れられないものを、人が楽しそうに掴む姿を祝えない私たちはなんて小さな人間なのでしょう。愛を受け入れられないのでしょう。自然が一朝一夕でできないように、手に入れたいものが簡単に手に入らないことも苦しいほどわかっているはずなのに。なのに私は自分の部屋に鍵をかけ、外に出る精神的努力
2023年2月4日 21:58
美しい気持ちや感情はまるで夕暮れ時のようです。受け入れる花束、去っていく花束、視野の外で枯れていくたんぽぽたち。悲しみも幸せもきっと世界にはありふれるほどありふれているのでしょう。そういった悲しみたちが見えない世界というのが美ということでしょうか。美しい気持ちもまた、悲しみと同じように、波のようです。来ては去り、去っては訪れ、混ざりに混ざり合ってどちらが美しくどちらが悲しいのかすらわからなくな
2021年12月26日 23:08
自分だけの世界に浸っていると、外の世界と自分の世界が一つに溶けたような錯覚に陥る。noteは感情の本棚だと昔書いたけれど、今私の感情は、綺麗でアンティークな、下北沢で売っていそうな一点もののおしゃれアイテムではなくて、大量生産された、個性を失ったアイテムたちのようだ。後ろではきっと低賃金の児童労働が行われている。そんなよくあるディストピアリアリティーショーみたいなプラスチックな感情が蠢いている。