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めいこ
2024年12月8日 14:47
すぅっと雲のように霞かな夢がある。また、岩のように強く残る夢がある。今日の夢は、その間、黒い霧を残す夢だった。子が死んだ。2歳の子供だった。私は何かを求めていた。どうでもいいはずのもの、なんの意味も持たないもの、しかし同時に私の体は、脳みそはそれを強く求めていた。それを追求し、外に出た。あの角を曲がって、坂を下って、角を二つ曲がったところにコンビニがある。もしかしたらそのコンビニにはその、
2024年12月8日 14:44
君は美しい、と彼は言った。目と耳が二つずつ、鼻と口が一つずつ、黒髪の私。君は美しい、と彼は飽きる様子もなく口ずさんだ。傷つけられ、傷ついた。憎まれ、憎み、愛し、愛され、貪り、貪られた。延々と廻る愛と傷に、途方に暮れた時彼は現れる。愛している、と彼は言う。傷口に塗る薬は痛むのに、彼の言葉は傷まない。良いも悪いも廻し続ける世界に嫌気がさした時、彼はいつも抱擁をくれる。その度に私は、子供の