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俺から言わせれば:その5:宗教について


最近、新興宗教が取り沙汰されている。
政治との絡み、安倍元首相の暗殺が引き金となったのだろう。

そもそも既存の宗教とその他では、どこが違うのだろう。

私は宗教家でもないし、ましてや神学なども専門としていない。
しかし私なりの意見は持っている。
何故なら、私は若い時に、その問題にぶち当たる機会があったから。

付き合っていた彼女が急に別れたいと言い出し、その理由が新興宗教だった。
私は当時、藁をもつかむ思いで、在籍していた大学の宗教学を専門とする教授に相談した。

要約すると大きな違いは一つだった。
既存の宗教、特に仏教はその教えに「悟り」がある。

例えば事故で腕を失ったとしよう。
その事実は、どんなに拝んでも、お金を使っても、新しい腕は生えてはこない。
義腕をつけることが出来ても、新しい腕は生えてはこないのだ。

悟るしかない。

これは生半可では出来ない。
悲しい、痛い、残念のみならず、何故俺なんだ、私なんだとなる。

しかし
悟るしかないのだ。

悲しみに暮れ、辛い時間も費やす。

しかし
悟るしかない。

これが出来れば、次のことに目を向けられる。
「悟る」ことは「諦め」ではないのだ。

ひと回り大きくなった自分のメンタルが、自分を導いてくれるはずだ。

悟ることは
お金なんか使わない。
1人でやれる。
よーく考えれば分かる。

誰でも時間が経てば、理解出来る。

それを既存の仏教は説いている。
近くのお寺、神社に参拝して、
頑張りますと誓いを立てるのが、一番良いのではないか。

最後に言っておく。
ミラクルというものは、ほぼない。
起こったとしても何かの偶発性、トリックなどがある場合が殆ど。
ほぼと言ったのは、私が完全否定出来る根拠がないからだ。

「悟り」、これを習得した人は凄い。
最終的に、自分自身が納得出来る人生を送られるのだろう。

皆さんは、どう思いますか?


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