Max Morinaga

海外進出支援事業、リスクマネージメント、翻訳、海外人材育成などに対応するコンサルタント…

Max Morinaga

海外進出支援事業、リスクマネージメント、翻訳、海外人材育成などに対応するコンサルタント企業の経営者。https://max-agency.jp/ 一般社団法人TruBlue代表理事。https://tru-blue.org/ 社会人野球監督。ここだけの本音を語ります。

最近の記事

俺から言わせれば:その15:「暇(ひま)」について考える。

暑い日が続きます。 夏休みですね。 いきなりですが皆さん、自信を持って「自分は暇(ひま)だ」と言えますか。 殆どの方々が「休み」と答えると思います。 「暇(ひま)」という言葉は、昭和の時代では使うことが出来ませんでした。 「暇人(ひまじん)です」なんて言えなかったですよね。 怠慢で消極的な人ととられてしまった。 そんな時代でしたね。 でも「暇」ってダメな言葉ではないです。 ある程度の力がないと暇って言えないのかもしれないです。 「暇(ひま)。。。」だから、「こうしよう

    • 俺から言わせれば:その14:スポーツの意義

      スポーツを見て、初めて涙ぐんだシーンがある。 2012年、ロンドンオリンピック。 体操の内村航平君のシーンだった。 個人総合で床、最後のフィニッシュを取りに行くとき、覚悟の表情を見せた。 フィニッシュは結果的に決まり、金が決定した。 しかし、そこではない。 その覚悟の表情が、全てを語っていた。 長い道のりを歩いてきて、決して平坦ではなかったであろう道を。 僕は、スポーツを見て初めて勇気を貰った。 そのとき、僕も同じようにあることで闘っていた。 心がシンクロした瞬間、涙

      • 俺から言わせれば:その13:全ては自分との戦い

        オリンピックをやっているが、アスリートにどこの国もない。 その一瞬にすべてを集中させ、自分と闘っている。 本当にスポーツをやった人は知っているはずだ。 敵は相手ではなく自分だと。 悔いだけは残したくないと。 勝ちたい。メダルは取りたい。 でもそう思ってもそうならないことを知っているアスリートこそが、真に強い選手ではないだろうか。 僕らも日々、そう生きることを目標としたい。

        • 俺から言わせれば:その12:公平って何だろう?

          障害をもっている僕の友人が言っていた。 日本は、子供たちに平等に同じ高さの椅子を与える。 アメリカでは、子供たちの身長の違いを考慮して、背の低い子には高い椅子、高い子には低い椅子を与える。 それで皆んな、前の黒板が同じように見える。 公平というのは、そういうことなのだと。 世の中で唯一公平なのは、時の流れだ。 人生で何があっても変えられないように、 どんな状況の人でも、お金があっても、時間の速さは変えられない。 自分にとって、友にとって、 どんなに悲しく、辛いことがあっ

        俺から言わせれば:その15:「暇(ひま)」について考える。

          俺から言わせれば:その11:Watch Over

          現在、弊団体の理事、倉本の娘、セリが学校のトランスファーに挑戦している最中です。 セリの母親も精神、体力の限界まで毎日頑張っております。 新しい施設の方々もやはり苦戦しており、セリのレアーな障害を前になかなかコツが掴めないようですが、 最善を尽くしてくれているみたいです。 目が見えず、知能も遅れていて、トイレも自分ではいけないセリが、 どのようにその新しい施設に馴染んでいくのか、 そしてケアーラーの方々がどのように挑戦して頂けるのか、Trublueは見ています。 結果が出

          俺から言わせれば:その11:Watch Over

          俺から言わせれば:その10:子供への教育とは。

          私の周りにいる子供を持つ親に教育論を聞くと、このような声が聞かれます。 「子供に好きなことをさせてあげたい。」 「何をするのでも楽しんでもらいたい。」 私は異論を唱えます。 まず子供は自分が今やるべきことを判断出来ません。   何かを徹底的にマスターする時に、楽しいという感情はあまり生まれてこないと思います。 親自身がもっとよく勉強して、これから世界がどのようになっていくのか、 どのような職業が必要になるかを考えるべきだと思います。 子供の機嫌をとっても、最後に苦し

          俺から言わせれば:その10:子供への教育とは。

          俺から言わせれば:その9:生き甲斐があれば幸せか。

          皆さん、今、生き甲斐ってありますか? 私は52歳ですが、生き甲斐がないです。 51歳のときに拘っていたことに拘れなくなり、 そのこだわりは急速になくなっていっている。 本能的なことなので止めようがない。 しかし思うんです。 生き甲斐がないってことはその分、強くなったというこではないかと。 すごく強くなったようにも思えるのです。 死は平等にいつか必ずやってきます。 それまでに生き甲斐をなくしたのであれば、 生き甲斐を作っていく努力をしなくてはなりません。 それを

          俺から言わせれば:その9:生き甲斐があれば幸せか。

          俺から言わせれば:その8:日本の義務教育について考える

          最近、仕事で中学生の教育に携わることになった。 こんなに学力の差が出るのは何故なのか。 出来る子とそうでない子。 そうでない子はダメなのだろうか。 勉強をやりたくない子に勉強を押し付けることに意義があるのだろうか。 それよりも子供に合わせて教育をカスタマイズするべきではないだろうか。 義務教育で同じように同じことをすべての中学生に要求し、 社会に出たらオリジナリティを出せと言っても無理な話ではないのか。 日本の義務教育、本当に機能しているのだろうか。 我が国に現存

          俺から言わせれば:その8:日本の義務教育について考える

          俺から言わせれば:その7:中年オヤジのファッション考察

          ファッションは中年のもの。 ファッションは中年が考えることだ。 だって若い人たちは何を着ても似合うし、 どんな髪型でも素敵。 中年になると、そうはいかない。 その人が生きてきた人生など、ファッションがその人を映しだしている。 肉体を酷使する仕事であれば、筋肉は増強されているし、 常にビジネス交渉をしていれば、白髪は増え、目つきも変わってしまう。 我々中年は、何を着て、どのような髪型をすればいいのか、 それは少なからず人生に影響してくるのではないだろうか。 それを決

          俺から言わせれば:その7:中年オヤジのファッション考察

          俺から言わせれば:その6:中年の休み

          休みになった。 何をするのだろう。 旅行。 ゴルフ。 それ以外に何かすることがあるだろうか。 私にはない。 旅行の目的ってなんだろう。 非日常の体験。 グルメ三昧。 私は求めていない。 減量しているので。 ゴルフ。 もういいです。 私の一打で世の中、変わりません。 その他、何もない。 少しもない。 でもこれこそが 本当の幸せなのではないかな。

          俺から言わせれば:その6:中年の休み

          俺から言わせれば:その5:宗教について

          最近、新興宗教が取り沙汰されている。 政治との絡み、安倍元首相の暗殺が引き金となったのだろう。 そもそも既存の宗教とその他では、どこが違うのだろう。 私は宗教家でもないし、ましてや神学なども専門としていない。 しかし私なりの意見は持っている。 何故なら、私は若い時に、その問題にぶち当たる機会があったから。 付き合っていた彼女が急に別れたいと言い出し、その理由が新興宗教だった。 私は当時、藁をもつかむ思いで、在籍していた大学の宗教学を専門とする教授に相談した。 要約する

          俺から言わせれば:その5:宗教について

          俺から言わせれば:その4:我が国の政治家が有する英語力

          オリンピックを振り返る。 ドタバタだったのは理解できる。 しかしそれとは別に納得いかないことがある。 橋本聖子氏がスピーチをしたことだ。 ワールドイベントの統括という特命を受けて、その任に就く人材が英語すらもマスターしていないのだろうか。 IOCの人間は、すべてが英語圏の出身ではないと思う。 アクセントは強かったが、英語でスピーチしていた。 以前から感じていたが、日本の政治家は何故、国際化と叫びつつ、自分たちは英語をマスターしようとしないのか。 英語ぐらいマスター出来

          俺から言わせれば:その4:我が国の政治家が有する英語力

          俺から言わせれば:その3:英語使いが、英語<米語を語る。

          英語というのは、英国(イギリス)の言語のこと。 現代の日本で話されている(もしくは、皆が学ぼうとしている)英語というのは、英語ではなく米語のことだ。 しかし、今学ぶべき言語は、英語でもなく、米語でもなく、「世界共通語」。 すなわちそれは、新しい米語に近い言語。 だから少しぐらい発音を間違えたり、言い方を間違えたりしても構わない。 アメリカ人だって、間違える。 意味とニュアンスが、確実に伝わっていればいい。 英語を生業にしているわけでなく、AIで間に合う人は、それで十分

          俺から言わせれば:その3:英語使いが、英語<米語を語る。

          俺から言わせれば:その2:ワクチンじゃないよ、今考えるのは。

          ワクチンの有効性? そんなことは分からない。 助かっている人もいれば、そうでない人もいる。 メディアもコントロールされているのだから、確実な情報を得るのは難しい。 それよりも、俺たちは考えねばならないのではないだろうか。 香港が制圧され、台湾が制圧され、ミャンマーでは軍が国民を銃で撃っている。 そのことに対しては、なんの危惧もないのだろうか。 何故、我々は黙っているのだろう。 もし日本が同じ立場になったら、どう思うのだろう。 俺たちが持っている自衛隊は、自国を守ることだ

          俺から言わせれば:その2:ワクチンじゃないよ、今考えるのは。

          俺から言わせれば:その1:オリパラを横目に、スポーツの必要性について考察する。

          スポーツは勝負である。 勝者がいて、その裏には敗者がいる。 大坂なおみ選手のインタビューについて、世論は肯定的だが、私はそうは思わない。 試合に出場し、相手を打ち負かし、勝者となり、インタビューを拒否する。 そこに、敗者へのリスペクトはないのだろうか。 敗者へのリスペクト、これがスポーツの真髄なのだ。 勝つために競技をする。 そのためには、まず自分に打ち勝つ必要がある。 自分に打ち勝つことが出来たら、それは人生の充実と呼ばなければならない。 それはスポーツのみならず、

          俺から言わせれば:その1:オリパラを横目に、スポーツの必要性について考察する。