大人になることを恐れないで
今日は1月8日。成人の日ということで、“大人になること”について自分なりの考えを書いてみたい。
先に言うと、大人になるって楽しいし、大人は最強だと思う。
僕は20代後半の大人だ。もうすっかり大人と呼べる年齢になった。
学生のころは、漠然と大人になることに恐怖を感じていたのを覚えている。
まず、大人は働かないといけない。1人の人間として責任も大きくなる。なにより、若さをじわじわと失っていくのがこわかった。
大人になるとは、背負うものが重くなって徐々に失っていくこと。なんにもいいことなんてない気がした。
でも、実際に大人になってみて分かる。大人って楽しいよ。
学生のころは自由な時間がたくさんあって好きなようにできたけど、大人はもっと自由度が上がる。お金を自分で稼げるからだ。
お金さえあればいろんな体験ができる。選択肢をひろげる意味でお金は重要だし、そのお金を自分の働き次第でいくらでも工面できるのが大人のいいところだ。
僕はフリーランスでずっとやりたかったライターの仕事をしている。まさに自分の働き次第でどこまでも稼げるし、収入が0にだってなりうる。
フリーランスって働き方を決めたのは自分。最終的にどんな選択をするか自分で決められるのも大人の特権だ。
話がちょっとそれるけど、大人になってはじめて大阪にひとり旅に行ったときに、急にぶわーーーーっと目の前が広がった気がした。
あれ、めちゃくちゃ遠い気がしていた大阪に今いるじゃん。すごくね? もしかして、行こうと思ったら東京でも北海道でも海外でもどこにだって行けるんじゃね??
その体験が自信になったし、可能性を感じた。
そう。大人ってなんでもできるんだよ。自分次第でどこにだって行けるし、欲しいものも買える。
ここで大事なのは“自分次第”ってこと。動かなかったらなにも変わらないし、得られるものもない。
だから、どんどんチャレンジをする大人は最強だと思う。大人の特権をフル活用して、貪欲に成長していく人。
たまに「もう若くないから……」って、自虐的に年齢を理由にする人がいる。
生きている限り年をとるし、おっさんにもおばさんにもなるだろう。それは人類皆そうで、年齢をなにかの理由にするのは言い訳っぽくて正直ダサいと思う。
年をとるのは抗えない。だったらどうポジティブに捉えるか、考え方を切り替えるしかないと思う。だって、29歳から30歳になるのを阻止するとかできないんだもん。
若さはたしかに尊いけど、それより年を重ねてからできるあれこれの魅力の方が自分はよっぽどいいな~って思う。そう思えるようになった。
っていうわけで、もし成人したての人やまだ成人前の人がこの記事を読んでくれていたら安心してほしい。大人になるって悪くないから。
大人になるどうこうより、自分がこれからどうするか・どうしたいかをよく考えて積極的に行動してほしいって思う。年齢や大人であることに振り回されないでほしい。
自分もまだまだだから、もっと自信が持てる自分になれるように努力したい!