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作り手 伊東 正明さんのうつわ

こんばんは。
うつわと手仕事 暮らしのお店廻り道です。

今日は先日湯河原の作り手さんを訪ねてきましたので
徒然なるままに綴ってみます。

陶芸作家 伊東 正明さん

1968 北海道に生まれる
1993~2000 出版社勤務
2000~2002 陶芸家のもとで修業
2003 神奈川県湯河原にて築窯、独立

私が伊東さんを初めて知ったきっかけはこちらの
神奈川県の湯河原で活動されている作り手さんを紹介されている
こちらのサイトを拝見したことでした。

私は、伊東さんのうつわを初めて見たときに
素朴で自然由来の質感、そして繊細な表情に心惹かれました。
早速連絡をさせていただき、伊東さんの個展へ伺いました。

ひとつひとつ丁寧に器のお話をしてくださる伊東さん

伊東さんは自分の地元でとれた素材をつかい
うつわに還元したいという想いがあり
みかん農家さんが切り落としたみかんの枝葉を
分けてもらい、うつわの釉薬に使用しています。

釉薬をつくるのにみかんの枝葉を、
3ヶ月程自身の工房で燃やす作業を繰り返し
アルカリを抜いて釉薬の原料を作り出されています。

伊東さんのうつわの特徴は
粉引と灰釉の間の子の表現です。

伊東さんは、『毎日使ってほしい』と想いをうつわに込め
丈夫でなかなかこわれにくいように
作られています。

『焼き』の作業が一番大事だそうです。

27時間焼き続けることによりできあがるうつわたち。
温度の入れ方、焼き方、冷まし方は
他でもない伊東さんしか作り出せない
みかん灰のうつわたち。

一輪挿しを作ることがお好きと
笑って話してくれた伊東さん
おうちのあちらこちらに飾りたくなる
主張し過ぎないこの花器がたまらなく
可愛いのです。

廻り道にも少しですが
伊東さんのうつわが来月頃入荷予定です。

お楽しみに。


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