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Notionで実現する新クリエイティブ仕事術

アカデミアで一緒だった、村上臣さんが気になっていたNotionの本を出したので読んでみました〜

Notionは整理整頓をすることに非常に適したツール。Evernoteなどの従来のメモツールは、「紙のメモをそのままデジタル化したもの」Notionはデータベースという形式で情報を管理できることで、分類したり並び替えたり、絞り込んだりといったことが得意。

Notionの特徴は、あらゆる形式の情報を1箇所に集約できる。Notion内の情報は「ブロック」と呼ばれる単位で扱われ、さまざまなブロックを自由に並べてページを作り上げることができる。

Notionはインストールできるデバイス数に制限はない。所持している端末の数が多い場合でも全端末からストレスフリーで使える。

Chromeの拡張機能「Notion Web Clipper」も新聞の電子版を見て情報収集する際などに使える。2クリックで簡単にWebページを保存できる。

情報収集するときに意識したいのは「考えすぎない」こと。情報を集める時点で細かく分類しようとしたり、「これは本当に保存する必要があるのか?」など考えて取捨選択しようとしたりする人がいるが、収集時点でそれを行うのは効率的ではない。後から必要だと後悔するかもしれない。

Evernoteからのデータインポートは、簡単な操作で手間なくできる。選択したノートブックだけインポートができる。不要な情報までNotionに取り込まれることもない。

純粋にリストやギャラリーなどの各ビューで情報を管理したい場合は「フルページ」、データベースに関連した参考情報としてリンクや画像を、ファイルなどを一緒に入れたいときや、複数のデータベースをページ内に並べたい場合などには「インライン」を選ぶ

ページ内のブロックは、左右に並べたレイアウトにすることができる。ブロック間に区切り線を入れることで、情報を分かりやすく整理できるブロックも用意されている。

仕事で作成する資料や報告書といったビジネスシーンのアウトプットの場合、求められる最終形態はある程度決まっているケースが多い。その場合、ゴールを逆算して、自分の持っている情報をどこにどう当てはめるか考える。

日々の生活の中でオン / オフの切り替えをしたいときは、「物理的に遮断された場所」へ行くのがいい。夏は南の島、冬は山などにこもるなどして日常と切り離された日を過ごせる機会を作っていた。

情報共有で大切な3つのポイント
1.前提となるルールの決定
「誰と、何を、どう共有するのか」を決める
2.情報共有しやすい環境づくり
テンプレートの用意など必要な環境を整える
3.安全な運用のための管理体制
誤動作トラブルを防ぐための情報を設定する

紙の書類やアナログのホワイトボードを共有するときは、スマホのスキャナーアプリ「Microsoft Office Lens」が役立つ。書類など撮影するだけで、簡単にPDF画像として簡単にデジタル化できる。

更新頻度の高いページをNotionで作成
Notionの公開機能を使うとURLが長いものになってしまう。NotionのURLを独自ドメインに置き換えてくれる外部サービス「Super」を使えば公式サイト内で違和感なく表示できる。

質の高い情報をバランス良く摂取して自分の血肉へ変換することが重要。特に「バランス良く」がポイントで、どのような情報も「必ず」バイアスを持っていることを意識する。潜在的な意見の偏りを意識して足りない点を補い、思い込みを取り除く努力をし続ける。よりよい意思決定をするために不可欠なスキル。

Notionの基本的な操作や、便利なトピックスも分かってNotionを始める前に読むのに、とてもよい書籍です。クリエイティブ仕事術としてのノウハウも多く含まれているため、新しいツールが気になるビジネスマンは必読の1冊でおすすめです。



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