ジェイソン流 お金の増やし方
厚切りジェイソンが13年かけて貯めたお金に関するノウハウが書かれている本で、サクッと読めて投資の基礎が分かるので、気になって読んでみました〜
過去のデータ、著名な投資家たちの考えをベースに、毎日の仕事や家族との時間を犠牲にすることなくお金を増やす方法を導き出した。その結果、約13年でFIRE
投資しないのは1番のムダ。これはOpportunity Cost。「選択しなかったことで、失った価値」お金を銀行に入れていたことで失った価値はでかい。
「72の法則」
「固定金利で資金を複利運用するとして、元のお金が2倍になるのにどのぐらいの時間がかかるか」を計算する方法。100万を0.001%のメガバンクに預けて2倍になるのは、7万2000年
年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費はまかなえる。年間支出が200万なら、5000万の資産を築いて、年利4%で運用していけばFIRE
トータル・マーケット・インデックスファンドに投資し続ける。個別銘柄には、手を出さない。バフェットは、インデックスファンドの利回り年平均7.1%で、ヘッジファンドの方が2.2%の結果になった。バフェットは妻に自分に万が一のことがあったら、資産の90%はインデックスファンドに投資しなさいと言っている。
GRIT(やり抜く力)を持っていた。「僕ならできるという自信や情熱」と「粘り強く努力する」こと
「収支 - 支出」を最大化することで、投資に回せるお金が増える!日頃使っているお金を見直したくなる。本当に欲しいものかを考えるようになる
本気の節約術
1.自動販売機やコンビニでなるべくペットボトルの飲料は買わない
2.必要がないならコンビニに行かない
3.交通手段はまず歩く!
4.より安いスーパーで大量買い&割引買い
5.スペックが大して変わらないなら安い代用品で対応
6.洋服は基本買わない or お下がり
7.飲み会には基本行かない
8.ジムは公共施設を活用
9.サブスクリプションサービスは見直す
10.ポイント倍増に騙されない。ポイントはご褒美遣いをしない
11.欲しいものは少し待ち、安いものを買う
12.家族がお金に対して同じ価値観を持つ
米国株のインデックスファンドに定期的にコツコツとお金を入れていくだけ。つまり、投資信託しかしていない
アクティブファンドは投資のプロが調査をして投資する銘柄を選んで運用してくれるもの。インデックスファンドは株価指数などの指標に連動した運用を目指すもの。
投資の世界には「卵をひとつのカゴに入れるな」という有名な言葉がある。万が一カゴを落としたら全ての卵が割れてしまう。卵を複数のカゴに入れておけば、ひとつのカゴを落としても他の卵は無事。「分散」=「リスクヘッジ」
「ドルコスト平均法」
一定額を決めて定期的に投資していく方法。良い点は、値動きをチェックしなくていい。
3ヶ月は仕事がなくても暮らせる現金を必ず手元に置き、それ以外のお金はすべて投資に回す
米国株に投資することをおすすめする。初心者のみなさんが取り組みやすく、「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」
組入銘柄が変わることが大事。常に成績のいい企業しか構成銘柄には残ることができない
投資で利益が出ても手元に残るのは約80%だけ
所得税 15% + 0.315% 復興特別所得税 + 5% 住民税 がかかる
投資をする上で大切なのは「長期間行うこと」だから1日も若いうちになるべく早くこの重要性に気がついて投資をして欲しい。
"The best to plant a tree was twenty years ago. The second best time is now."
木を植えるのに1番いい時は20年前だった。2番目にいい時はいまだ。
日常的に情報を仕入れるのは大切だと思う。特に投資をする上では。でも、それは情報を活用して運用方法をその都度変えようという話しではなく、心の備えを保つため。
ビットコインの価値と将来が見えない。なぜここまで急騰しているのか理由がわからない。400年ほど前にオランダで「チューリップ・バブル」があった。「これだけの値段を払ってもいいよ」という人々の考えによって価値が決まった。ビットコインも思惑によって価値が決まっている。
個人で不動産を投資目的で買うと管理が大変。空き家になってしまうと損失も出る。それを埋めなければという精神的な負担も大きい。管理の事務作業もかなり出てくる。
「複利のすごさ」
毎日0.1%よくなるか、悪くなるかとする。
1日だけであまりわかるような差ではない。
ただ、1年続くと重なっていく。
44%スキルアップ、または30.6%スキルダウン。
今日は0.1%よくなるか?それとも0.1%悪くなる?
毎日少しずつ。
毎月一定額をコツコツと米国ETFに累積投資して、複利効果を狙っていくのがメインストリーム、投資の基礎などわかりやすく書いてあって、支出についても考え直すきっかけを与えてくれる本で、とてもためになり、投資初心者でも読みやすく、Why?読まないの?という、おすすめの1冊です。
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