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僕たちのチームのつくりかた

伊藤羊一さんの新しい書籍が出たので、読んでみました〜。チームリーダーシップに関する本です。

自分自身をリードせよ
自分が大切にしている想い」や「未来の自分に対する想い」を掘り下げていく "Lead the Self"のマインドセットが行動の原動力になる。想いが強ければ「やらされ感」で行動するより成長のスピードは早い

リーダーシップとは、チームをリードする人(Leader)のあり方(ship)
マネジメントとは、動詞はmanage「管理する」「経営する」という意味もあるが「何とか成し遂げる。何とかやっていく」という意味もある

マネジメントを「何とかすること」と考えると、マネジャーは「何とかする人

とは、「自分が何をなしとげたいか」という想い。「今の会社や組織に、なぜ自分は参加しているのか?」ということでもある

「日々の活動の振り返り」を通じて志を育んでいく。振り返り、今日の仕事を思い出し「よかった」「つらかった」など考えてみる

メンバーが成長し、チームとして目標に向かって進んでいく環境をつくるのはリーダーの役割

新しい価値を生み出すために、一人ひとりの存在が大事になる。一人ひとりの発言が重要になる

リーダーは、n人のチームに対して、1:n(全体)に働きかけながら、同時に1:1(xn人)に、一人ひとりに働きかけることが仕事になる

会社やチームを揺るがす大事件が起きているときや、抜本的な変革を迫られているとき、「有事」には、リーダーがとるべきスタンスが異なってくる。「有事はfollow me、平時はafter you

相手に考えてもらい、話をたくさん聞くためのダイレクトな質問で、「もう少し詳しく聞かせて」と深堀する質問と、「他にある?」と広げる質問

大事なのは、「結論を出すこと」だけではなく、結論が出たら、みんながそれに従うこと

プロジェクトチームにおいては、通常のチーム以上に、1on1ミーティングでの関係構築や、一人ひとりが抱えている課題解決を行うことが、リーダーの重要な役割

プロジェクトリーダーは、そのメンバーだけでなく、そのメンバーの所属組織にまで働きかけ、その組織のリーダーとも人間関係をつくっておくとよい

何もない中でリーダーだけがテンションを上げて懇親会をして盛り上げようとしても、大抵、うまくいかない。プロジェクトが少し進捗したらみんなで集まってハイタッチ。必ずしも現実に手と手を合わせなくても良い。そんな気分になれば良い

「改革はいつも、たった1人から始まる」のではあるが、その後は、フォロワーと一緒に、みんなで踏み出す

すべてを知らずに、不完全な情報でも、仮説としての答えを出し続ける。「仮置きの答え」を用意しておく口に出すのも出さないのも、意図がある

リーダーに必要な心得や、チームの作り方などとても参考になります。実際に伊藤羊一さんが体験した経験などの具体的ケースも書いてあって、とても分かりやすくオススメの1冊です


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