すごい脳の使い方
学生と大人の勉強会が違うと驚きの内容なので、気になって読んでみました。脳の仕組みの書籍です
あなたの脳は、確実に学生時代より「いい状態」になっている。大人になった今こそ、勉強するのに最適な状態だと言える
高校生ぐらいまでの自分と大人になってからの自分では、脳の働き方がガラリと変わってしまっている。残念ながら、大人になってから、学生時代の勉強法をなぞるように勉強をしても、費やした時間に比例する効果は得られない
脳は、好きなことはやりたがるけど、飽きっぽく、ご褒美が用意されているとわかると頑張れる。脳の本質な性格で、誰にでも共通している部分
脳のピークは30〜50代。その中でも45歳〜55歳は脳の最盛期とも言える
脳の8つの脳番地
1.思考系脳番地
2.理解系脳番地
3.記憶系脳番地
4.感情系脳番地
5.伝達系脳番地
6.運動系脳番地
7.視覚系脳番地
8.聴覚系脳番地
大人脳の記憶系脳番地は、単独ではなかなか働かない
自分が不得意だと思っていることも、実は、その脳番地を使う機会がこれまで少なかっただけで、意識して使うことで枝ぶりをよくしていけば、不得意が得意に変わることだってある
何かを覚えたいときは「覚えよう」と思うより「理解しよう」と頭を働かせるのが正解
少なくとも3つ以上の脳番地を動かすことで、脳はフル回転し始める
エピソード記憶は無条件で、長期記憶へと送られるという仕組みになっている。勉強に感情がともなうようにするだけで、記憶力はぐんとアップする
ワクワクとした前向きな感情で勉強に向かうことであって、勉強そのものを好きになる必要はない
シータ波が出ているときは、学習速度が2倍から4倍になる。普通に勉強するよりも25〜50%の時間と体力で欲しい知識が記憶に入る
2時間の勉強よりも10分の勉強を12日続けたはうが脳科学的にはかなり効率のいい勉強法
脳が新しい勉強を受け入れて、好意的に働き出すまでには必要な時間は、おおよそ75時間程度ではないかと考えている。1日30分の勉強でも5ヶ月ほどで脳番地が成長する
聴覚は視覚よりも記憶に直結し、記憶の一時保管庫である海馬にアクセスしやすいという特性がある。視覚系よりも聴覚系に頼ったほうが有利な場面がある
運動系は脳全体を回すトリガーであり、運動をしないと頭が悪くなってしまう
デスクワーク中心の人なら、1日の中で60分を目安に歩く。脳の健康維持が期待できる。より活発に脳を働かせて知的生産性を高めたい場合には合計80〜90分くらい歩く時間を作るといい
脳にとって作業しやすい時間は20〜50分
脳の衰えに関して、年齢はただの言い訳にすぎない
学生の時と同じ勉強法でなく、こまめに継続学習や聴覚や運動しながら記憶が効率良いそうなので、やってみようと思います。色々な気づきがありノウハウも理論的にたくさん書いてあるのでおすすめの1冊です
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