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ひと

琴絵さんがおすすめしていて、北砂の砂町銀座が舞台なので、土地勘もあって面白そうなので読んでみました〜

本当の「孤独」とは、自分を守ってくれる存在がいない状態

与えられた環境で生きる、あるいは生かされている。こういう心境になれたら「奪う」「勝ち抜く」という考えはなくなりそう

生きるとはそれだけでラッキーなできごと。その前提に立てば、生に対していくらか謙虚でいられる

「生きる」とは生きることを許された状態

知っている土地が出てくると、親近感が湧いて風景も浮かんでくるので、とても身に近い小説で一気読みしちゃいました。心に染みる物語で、おすすめの1冊です


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