見出し画像

先読み! ChatGPT

初心者向けのChatGPT本が出ていたので、どんな内容が書いてあるのか気になったので、読んでみました〜

2022年11月末に発表されたChatGPTは、登場してわずか5日でユーザー数が100万人を突破、2023年1月には月間アクティブユーザー数が1億人を超えた

GTPは、「Generative Pre-trained Transformer」の略で、Generative生成」、Pre-trained事前学習」、TransformerAI学習モデルの1つ」で、『事前学習モデル』という意味になる

ChatGPTは、間違いを間違いといえる、前提を否定できるという点で、 従来のGPT-3から進化している

AI研究は1950年代から始まって、1960年代チャットボットの元祖「ELIZA(イライザ)」というプログラムが作られた

ChatGPTを使いこなすには、自分の立場や求められているものなどの前提条件を自覚しておくことが必要

「当たり障りのないとこしかいわない」「使えるレベルの答えが返ってこない」のは、曖昧な質問には、曖昧な答えが返ってくるため

ChatGPTの回答は、ネットから学習した膨大なデータの中から確率に基づいて作成された文章に過ぎない。価値観や考えを持って発言していない

ChatGPTの回答は、正しいとは限らない。ファクトチェックは、必ず人の手で行う必要がある

ChatGPTに個人情報や会社の機密情報などを入力してはいけない。AIの精度を上げるために、入力された情報が使われる。入力情報を削除できない

データ容量は、フィルタリング前でも45テラバイト、適切ではない情報を除くフィルタリングを行った570ギガバイトのデータが使われている

会話形式のデータでファインチューニングしたことでより柔軟な会話が可能になった

集合人格
会社が持っている自社の顧客データをAIに学習させて集約し、商品の研究開発などの際にその「人格」とチャットをして意見を聞く

前提として、現在AIと呼ばれているものは、人間がやっている仕事をコンピュータで置き換えることを目的にしたもの

最初の30%をAIで作る
定型的な文章を作る作業などは、比較的に置き換えやすい。AIで完成版を作るより、その前段階の作業を簡略化するために使う

2025年には人の平均レベルまで作れるようになり、2030年にはプロの作った最終ドラフト、つまり完成直前の状態のクオリティを超えるとされている

自分しかできないこと」を見出していくことが求められる。感情をともなって物事を人に伝える、自分の思いを届けるといった部分はAIにはできない

ChatGPTの基礎的な使い方や内容が書かれていて入門編として参考になります。また、ChatGPT以外のAIサービスについても具体的に書いてあるので、参考になりおすすめの1冊です


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集