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因縁の?広角レンズ、XF 10-24mm WRを買いました。

※使用後のレビューはこちら↓


先日富士フイルムの広角レンズ、XF 10-24mm WR(リニューアル後のもの)を買いました。

昨年10月にX-T4 + 16-80mmキットで富士フイルムデビューを飾って以来、初の交換レンズ購入となります。

広角レンズというと個人的に因縁がありまして、購入に至るまでの経緯について個人的記録も兼ねて書いていきたいと思います。

※タイトルが紛らわしくなっていて申し訳ないですが、XF 10-24mmに因縁があるわけでなくあくまで広角レンズにあるということです。

※レビューてきなものはまた使い込んでから書きます。

前も今度も初給料で広角レンズを買う。

前回買った広角レンズは、学生時代にアルバイト代で買った初めてのレンズとなりました。

一方今回のXF 10-24mmは、就職以降初めて自力で買ったレンズとなります。

これもちょっと因縁ポイント。

ということで前回の買った広角レンズについて書いていきます。

SIGMA 10-20mm F3.5

私は Nikon D5500で一眼デビューしましたが、その広角レンズとして買ったのがSIGMA 10-20mmでした。

http://photo.yodobashi.com/nikon/lens/10-20_f35dchsm/

APS-C用ながらF値通しというちょっと良い感じのレンズでした。

またSIGMAにしては珍しく右回りズームでして、Nikon派には使いやすかったことも魅力でした。

SIGMAには8-16mmというのもあったのですが、お値段的な事情や画質は10-20mmのほうが安定しているらしいということからこちらにしました。

http://photo.yodobashi.com/nikon/lens/8-16_f45-56dchsm/

またNikon純正の10-24mmもあったのですが、こちらはお高め、重めでかつ古めのレンズだったので見送りました。

http://photo.yodobashi.com/nikon/lens/afsdx10-24_f35-45g/



購入直後に出た純正10-20mm

SIGMAのレンズには割と満足していたのですが、このレンズを買った後割とすぐに純正のNikon 10-20mmが登場しました。

これには割とショックを受けました。

まずもちろん純正品という安心感もあります。

さらにVR入りです。

何より、ショールームでこれを触ってみると、プラマウントということもあり結構軽かったです。
(SIGMAが520g、Nikonが230g)

SIGMAのは割とずっしりで持ち歩くのが億劫になっていたこともあって、このレンズの登場は本当にショックでした。
(SIGMAさんごめんなさい)


Fisheye NIKKOR 8-15mmの購入、そしてSIGMAの売却。

その後NikonからFisheye NIKKOR 8-15mmというのが登場しました。

私は昔から魚眼レンズに憧れがあったので、登場して割とすぐに買いました。

ところでこの魚眼レンズには驚きの機能がありました。

説明書には「Nikon公式の画像編集ソフト、Caputure NX-Dを使うと通常の広角レンズで撮影したように変換できる」とあるのです!!!

これはとても嬉しい機能でした。

先述の通りSIGMAのレンズは重く持ち歩くのが億劫になっていたので、この魚眼レンズに広角の役割も持たせてしまえばレンズを減らせる!!!と思ったのです。

この変換機能自体も、ソフトで1か所クリックするだけでとても簡単だったので、広角の役目は完全にこの魚眼レンズに任せるようになりました。

魚眼レンズによる広角代用、さらにもともとの純正広角の登場によるショックもあってSIGMAの広角は出番が減ってしまい、ほどなく売却となりました。。。

広角は魚眼で代用できない!!!

ということで広角域としてはFisheye Nikkorに任せる、という時代が長らく続きました。

しかし、しばらく使っていくとだんだん気づいてきました。

「魚眼で広角の代用はできない」

魚眼と広角では描くものが全然違うということが分かってきました。

※これについては次回詳しく書きます。
書いたものがこれ↓

当然魚眼のほうが広く写せますし、先述の通り後から広角の画像に変換することもできるので、代用できなくて困る、ということはありません。

しかし広角にできるといっても家に帰ってからです。
その場で広角的な描写で描きたいと思っても、それはできないのです。

ということで、広角レンズを売ってしまった後悔が残りました。

補記:オリンパス機にはFisheye補正というものがあって、これはファインダーの時点で広角に見えるモードがあるらしいです。
これだったら魚眼に広角の役目をさせられるかもしれませんがNikonにはこれがなかったのでダメでした。


富士フイルムになって。

さて、昨年の10月から富士フイルムに乗り換えました。

(富士フイルムに惹かれた経緯、逆にNikonを離れたくなった経緯は当時のブログを見てみてください。)


ちょうど富士フイルムに乗り換える直前のタイミングで、XF10-24mmがリニューアルされました。

もともとのレンズの良い点は維持しつつ、不満ポイントであった非WR仕様、絞りリングの仕様を綺麗に解消された上で登場しました。

またGFXレンズでは採用されていた絞りリングのAポジションロックが XFレンズでは初採用されました。
これは富士フイルムに乗り換えて絞りリングを使うようになってから分かったことですが、(XF16–80mmでの経験)、絞りリングがオート位置からMax絞りの位置に知らない間に動いてしまっていて困る、ということがありました。
そのためこのロックボタンの搭載はとても魅力的でした。

※詳細は公式リリースで。



SIGMA 10-20mmの時は直後に純正レンズが発売されとても悲しい思いをしたのですが、今度のレンズはリニューアル直後といことで安心して「欲しい!!!」と思うことができました。

ということで今回購入に至ったというわけです。


豊田さんのレビューの安心感

光学系はキャリーオーバーということで設計が古くちょっと不安があったのですが、、、

こちらのレビューを読んで、光学系はすごい、後に8-16mmも出たけどこれの良さがある、ということでこれも安心して買える材料になりました。

豊田さん、ありがとうございます。


まとめ


以上、購入に至るまでの経緯を長々と書いてきました。

魚眼レンズの購入に伴い売却してしまって以降、年単位で遠ざかっていた広角レンズを所有することになりました。

長らくやっていなかった広角レンズでの表現を、また一から勉強していきたいと思っております。

読んでくださった方、インスタグラムのほうも含めまして今後とも宜しくお願いいたします。




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