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"148秒ワンカットで描く父と娘の12年間"〜どこまで遠くへ行けるか〜
今日も一日お疲れ様でした😊
それでは今回の『今日のnote』始めていきたいと思います^ ^
今回はYouTubeで発見したある動画についてご紹介します^ ^
手を離したあの日から、君はどこまで遠くに行くんだろう
そんな言葉から始まる148秒のストーリー
小さな女の子が、
『(東京まで)遠い!』
と言います。
お父さんは、
『あっという間だよ』
と言い、娘の服を直します
二人が乗る電車は、
どうやら東京に向かっているということが伺えます
そんな電車内を縦に移動するカメラワークとともに、お父さん、そして娘が少しずつ成長していきます
そして12年後(140秒後)
お父さんが、
『東京、遠いな』
娘は、
『え?あっという間だよ^ ^』
メイキング
これはどうやら、
相鉄線が東急線直通になるにあたってのプロモーションであることが最後明らかになるわけですが、それにしても、ワンカットで12年間の変化を出すということにかける情熱がこの動画から伝わってきます。
動画のメイキングでは、
少しずつ変化を出すために、
年齢ごとに並んだ、
50名のお父さん役、
50名の娘さん役,
電車を動かすスタッフ、
背景を動かすスタッフ・・・
いくらCG技術が発達したとはいえ、
リアルな表現はやはりリアルでやる。
そこからは、映像によって伝わる表現というのは、その長さではなく、そこにかけられた手間と情熱によって左右されるということを改めて感じる。
どこまで遠くへいけるのか
この動画から窺い知ることができるのは、人生のある地点までは両親がどこかで手を繋いでいてくれたということです。
でもある時からその手を離して、自分の脚で歩いて、転んでも立ち上がって、そうやって今の場所があります。
イイことがあっても、そうでないことがあっても、自分で何とかしなければなりません。
この動画で言えば"東京までの距離"、それが『あっという間』に感じられる、それが"親の手から離れる"ことのメタファーとして描かれているんだと思っています。
"もう大丈夫だよ"とでも言うのでしょうか。
そうして、お父さんは、
少し寂しそうに電車を降りていきます。
これもきっと、電車自体が娘の人生のメタファーなんじゃないかと思っています。
今回は『"148秒ワンカットで描く父と娘の12年間"〜どこまで遠くへ行けるか〜』について書かせていただきました^ ^
また明日ね〜😊✨