他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる・・・か?~名言を自分で解釈するということ~
You cannot change others or the past.
You can change yourself and the future.
これは1950年代に活躍した精神科医エリック・バーンの言葉です。
人は考える能力を持っているので、これから先の人生と自分は変えられるということで、直接的に変えられない過去と他人のことにフォーカスしても問題の解決に至らないというような意味です。
他人と過去は変えられない?
過去におかした失敗。
苦手な相手。
そのような過去、そして相手。
それは変えられない。
果たしてそうでしょうか?
他人と過去が変えられないというのは、
それ自体を変えるという事にフォーカスしていることでそのような結論に至っているという事だと思うんです。
例えば、
過去に多額の借金をした経営者の方を散見します。
そのことを失敗した体験として語られることが多い印象を持っていますが、
そこから業績を伸ばして年商数億円・・・なんて方も中にはいらっしゃいます。結果的に今は成功している状態。
変えられる要素を探す
その場合、多額の借金をしたことは、失敗でしょうか。
もちろん客観的なその事実は変えられません。
しかし、そこに付与されている解釈は変えることができます。
現在の成功は過去のすべての事象の上に立っているのですから。
例えば借金しているという事実が、それを換算するという事が事業を継続するモチベーションになっていてもおかしくありません。
それがダイエットだとしても、
過去の苦い経験が原動力になっていたり、
ある出来事がその人に挑戦する原動力として働いたなら、
その過去は、その時点ではもしかしたらネガティブな事象として、
残されたものかもしれませんが、
未来の成功につながる現在のプロセスを強固にしてくれた、
重要なピースかもしれませんよね。
名言の裏に隠された背景と、自分の意見を持つということ
確かに名言は、すでにある程度説得力を持っていて、
それは、それを伝えた人物とセットになっているという点が
大きいんじゃないかなあと思っています。
その名言に秘められているその人物の背景と、
その言葉を自分でちゃんと解釈するというのが、
結構大事なんじゃないかなあと思っています。
今回は『他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる・・・か?~名言を自分で解釈するということ~』について書かせていただきました。
またあしたね(^^)/~~~
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