「周りに流されない」と「自分の意見を言うこと」① ~2つの共通した背景とは~
こんにちは。ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
患者さんや対象者さんの身体の回復に対するサポートについて考える仕事をしています。
昨日のシェアの内容(https://note.com/matu2021/n/n362981ab145c)で、
「周りに流されないようにすることと、自分の意見を言えるということは、別のこと・・・」
という内容のことを書きましたが、今回はその内容を少し掘り下げたいと思います。
「周りに流されないこと」と「自分の意見を言うこと」の要素と必要性
基本的には、上記の2つは、
・自分の軸を持つこと
・自分の価値観を持つこと
がパッと浮かぶところでは共通していると思います。
そもそもなぜ、
「周りに流されないことと、自分の意見を言える」ことが
必要になってくるかといsうと、
1つは圧倒的に選択肢が増えるからです。
私たちは自分で情報を選んでいるようで、意外とそうでないことにお気づきでしょうか。
AmazonやYouTubeは、閲覧履歴からユーザーの好みに応じて、商品や動画を自動で選び出し、購買意欲や視聴意欲を高めます。
つまり自動で選ばされていることが多いのです。
そして多くの場合それを選んでしまいます。
その自動的な購買意欲を高めるシステムがなぜあるかというと、
理由は簡単で、圧倒的な選択肢の数です。
人は選択肢が多ければ多いほど、
正確な意思決定はできなくなるという研究があって、
それもあって、先述の自動的に購買意欲を高めるようなシステムがあるわけですが・・・
常に正解を選ばされるシステム
問題は、常に正解を選ばされるということです。
これを選んだならこれも欲しいと思いますよ、
これも面白いと感じるはず・・・
しかもそれって大体あっていて・・・
選べば選ぶほど統計がかかって更にその精度が増していく・・・
いつしか自分にとって、ど真ん中のものしか目の前に出なくなってくる。
それって別にいいじゃんて、思うかもしれません。
心地が良いですからね。s
しかし問題なのは、自分の好みを振り分けるための自分の基準が薄くなってしまうことです。
そしてその基準によって振り分けるという作業の経験が減り、今までと違うものが入ってきたときに違和感として、それを感覚で拒絶してしまうということです。
つまりその違和感を「いやなもの」として避けるようになります。
自分の意志を持つ
そのプロセスは、「周りに流されないこと」と、「自分の意見を言うこと」に必要な、自分の軸を持つことと、自分の価値観を持つことの形成を妨げます。
周りに流されないというのは、自分の意志です。
自分の意見を言うということは、自分の意志です。
自分の意志は、自分の軸と価値観に基づいて働きます。
自分の軸と価値観は、自分でそれを選ぶという経験を繰り返すことで育まれます。
ここまでは「周りに流されない」と「自分の意見を言う」ために必要な共通した背景についてシェアしてきましたが、次回はそれぞれを育む具体的な方法の違いをシェアしていきたいと思います。
今日も本当に寒い1日でした。そこで、木漏れ日が暖かそうな1枚をいただきました。sumisumi1102さん今回もありがとうございました。
それでは、また次回もよろしくお願いします。
良い1日が訪れますように(^^♪